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JAGAT・「印刷白書2026」を11月1日に発刊

印刷の価値と産業の方向性探る

公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT、網野勝彦会長)は11月1日、印刷産業の現状と今後の方向性をまとめた「印刷白書2026」を発刊する。
社会・技術・関連産業など、多様な視点から印刷メディア産業を捉え、変化する事業環境の中で求められる対応と、新たな価値創造の可能性を探っている。
同白書は、印刷業界で唯一の白書として1994年から毎年発行。あらゆる産業を顧客とする印刷産業の現状分析から、印刷ビジネスの将来展望まで幅広く取り上げ、印刷・同関連業界をはじめ、広く産業界で活用できる年鑑として編集されている。
2026年版は「紙メディア」「技術トレンド」「パッケージ」「情報危機管理」を新たな項目として追加。全5章を通じて、産業動向や技術の進展、顧客産業の変化、経営課題を整理した。
第1章「印刷白書の現在地」では、来年2月開催の「page2027」のテーマ「なぜ、いま印刷するのか」にちなみ、印刷物が提供する価値を考察。「何を印刷するか」から「どのような価値を提供するか」への視点の転換を提示している。
第2章「印刷産業の動向」は、産業構造や取引構造、市場動向、上場企業の取り組みなどから現状と課題を俯瞰。労働供給制約社会における印刷会社経営について、課題解決型への発展と生成AI対応を軸に取り上げた。
第3章「印刷トレンド」では、紙メディアの価値やデザイン、AIエージェント時代のワークフロー、印刷技術の進化を解説。生成AIが可能にするパーソナライゼーション印刷や後加工による新たな市場開拓にも目を向けている。
第4章「関連産業の動向」は、出版、新聞、広告、パッケージ、地域メディア、通販の各分野を紹介。
第5章「印刷産業の経営課題」では、サステナビリティや地域活性化、情報危機管理、デジタルマーケティング、AI活用、労務管理、人材などを取り上げ、印刷会社が取り組むべき課題を整理した。
印刷メディア産業に関連するデータを幅広く収録し、UD書体を用いた見やすい図版や独自の図版も多数掲載。経営戦略の立案、新規事業の検討、営業・マーケティング、調査・研究などに活用できる。
A4判・120ページ、オールカラー。定価1万5400円、JAGAT会員価格9900円(いずれも税込)。会員企業の代表者には1冊を無償配布する。購入申し込みはJAGATウェブサイトで受け付けている。

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