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京セラドキュメントソリューションズジャパン クラウドベースの印刷・スキャンアプリケーション「Kyocera Cloud Print and Scan」をバージョンアップ
京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社(長井孝社長)は、現在発売中のクラウドベースの印刷・スキャンアプリケーション「Kyocera Cloud Print and Scan(京セラ クラウド プリント アンド スキャン)」のバージョンアップを3月14日に行った。バージョンアップでは、クラウドへの転送・連携機能の追加や操作性の改善を行い、より多様化する働き方に対応し、ユーザーの業務効率化に貢献する。
バージョンアップに伴う追加機能は次の通り。
■受信ファクスのクラウドストレージ転送に対応
複合機で受信したファクスをクラウドストレージに転送することが可能になることにより、テレワーク先でもファクスの確認や、その後の処理業務もスムーズに行え、業務効率の向上を図ることができる。
■印刷ジョブの多彩な出力設定に対応
これまでは、複合機、プリンターに対する印刷指示は、カラー/モノクロ指定、片面/両面印刷などシンプルな設定のみであったが、バージョンアップによって給紙カセットや排紙先の選択、ステープル・パンチの設定など、多彩な印刷条件を設定し印刷ができるようになった。
■ビジネス向けクラウドストレージと連携
オンラインストレージサービスのOneDrive、 Googleドライブ、Boxに加えて、ビジネス向けクラウドストレージとして代表的なOneDrive for Business、Box Enterpriseとの連携にも対応した。
■簡易認証印刷に対応
複合機のタッチパネルからログインする際にIDとパスワードを入力していたが、PINコード(暗証番号)を入力するだけでログインが可能になり、手軽に認証印刷を始められる。
■バッチ印刷に対応
これまでは、Kyocera Cloud Print and Scanに保存されたジョブを印刷する際に、タッチパネルでジョブを指定する必要があったが、ログインするだけで保存したジョブをまとめて印刷できるバッチ印刷に対応。さらに、複合機にICカードをかざしてログインできるように設定すれば、タッチパネルに触れずに印刷することができ、感染予防対策に貢献する。