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大日本印刷・NFCタグの認証サービスを提供開始

大日本印刷株式会社(北島義斉社長、以下:DNP)は、キャッシュレス決済などに活用できる、NFCタグの認証サービス「DNP NFCタグ認証プラットフォーム」の提供を3月14日に開始。企業の施設や店舗のレジ周りなどに、薄い小型の紙やシールの形状で発行したNFCタグを貼付することにより、生活者が自分のスマートフォンでそのNFCタグにタッチするだけで認証が完了し、決済端末等の特別な機器を使わずに従来よりもコストを低減しキャッシュレス決済を実現することができるようになった。

近年、多くのキャッシュレス決済で使われる二次元コードと異なり、NFCタグは撮影による複製ができないなどセキュリティ上のメリットを活かし、偽造防止や不正利用防止が可能となる。
DNPは、本人の確認や認証が必要となるさまざまな場面で、最適な認証の仕組みを組み合わせ、セキュアなサービスを総合的に提供する「認証DX」を推進している。その一環で今回、「DNP NFCタグ認証プラットフォーム」を提供することにより、NFCタグを配置した店舗等で生活者が安心してキャッシュレス決済できる環境を整備した。
また、DNPはこのサービスを、ITを活用して生活のインフラやサービスを高度化するスマートシティや、サービスとしての移動手段であるMaaS(Mobility as a Service)等での活用につなげていく。
今後の展開としてDNPは、店頭スマートフォン決済・自動精算機・MaaS関連事業者などに向けて同サービスを提供し、「認証DX」によるシームレスで安全・安心なキャッシュレス決済の普及を支援していく。現在、株式会社ジェーシービーをはじめ、複数の企業で本サービスの活用が検討されている。

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