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【JP2022・印刷DX展出展概要】研美社

株式会社研美社(大阪市都島区)では、カード印刷業界ではいち早く、2004年に通販サイトを開設し、約20年にわたってプラスチックカードの販売を行っている。

昨今は脱プラスチック、脱カードの時流により、デジタル系ツールがカード印刷業界にも影響を与えておりる。その一例として挙げるだけでも顧客管理をするためのバーコードやQRコード付きカードからスマートフォンアプリへの移行であったり、紙・プラ製名刺からデジタル名刺管理サービスへと移り変わって来ている。
同社としては、これら既存サービスに自社の強みを加え、オリジナルのデジタルコンテンツを商品化した。
■NFCスマートニアバイ名刺
NFCスマートニアバイ名刺とは、アプリのインストールが不要で、ICカード1枚で紙製名刺に代わり自身のプロフィールを相手に伝えることができるデジタル名刺サービスとなっている。
従来から手掛けていたカード印刷技術+見せたい情報をICカードにエンコードし、名刺交換の際に相手のスマートフォンにかざすだけのシンプルな利用方法となっている。
スマホ上に表示する内容はさまざまで、カスタマイズが可能であり、会社名や顔写真、電話番号などの基礎情報はもちろん、You Tubeや個人のSNSなども表示することが可能となる。
また、表示されたアイコンをタップするだけでコンテンツを利用することもできる。これまで名刺は配布することが前提であったが、かざすだけで相手に情報を提示できるため、紙・プラ名刺をたくさん作成して手渡しする必要がなくなる。
同社では、重宝されるであろうと思う対象は、住宅営業・保険営業・自動車販売員のような売って終わりではなく、長いお付き合いを前提とする職種の方であると考えている。
スマホに表示された情報はホーム画面に保存することができるため、「ニアバイ(近くに)」の名前の通りクライアントに寄り添うことができる。
例えば、「そろそろ車検の時期だから〇〇さんに連絡しよう」と名刺をがさごそ探す必要もなくスマホだけでスマートに完結することができる。また、「新しい家族ができたので保険の見直しを」と担当者へ連絡する際や、住宅定期点検の申し込みなど、クライアントとの接点を自然と作り出すことができる。

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