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大日本印刷・健診機関にICT特定保健指導ツールと継続支援代行サービスの提供を開始

大日本印刷株式会社(以下DNP)は、2018年からスマートフォンでオンライン診療や特定保健指導を支援する「DNPオンラインヘルスケア支援アプリ ホスピタルリンク」を企業や健康保険組合に提供している。
このアプリの提供先を今回、ICT(情報通信技術)を活用した特定保健指導の導入を検討・推進する健診機関に拡大し、アプリ単体の利用や、初回面接(生活習慣改善計画立案)後の継続支援(改善状況確認や健康情報提供)を代行するBPO(Business Process Outsourcing)サービスを開始した。
これによって専門の指導者は、健診後の特定保健指導の対象者抽出から実施までの業務負荷を減らして本来の指導に注力できるようになり、受診者の健康増進にもつなげることができるようになつた。
なおDNPは、9月2日(金)~3日(土)に幕張メッセで開催される「第63回日本人間ドック学会学術大会」で、2021年に資本業務提携をした株式会社イリモトメディカルとともに出展し、ICTを活用した特定保健指導ツールと継続支援代行サービスをはじめ、さまざまな製品・サービスを紹介する。
「ホスピタルリンク」の特長
「ホスピタルリンク」は、ICT特定保健指導の対象者に固有のIDを付与することで、指導予約の調整、初回面接、継続支援をひとつのアプリで完結できる。厚生労働省が示す「第3期特定健康診査・特定保健指導」にも対応しており、テレビ電話機能を使った面接と、チャット機能を使った継続的な支援を組み合わせて、多様な保健指導を実施することができる。
■アプリ単体の利用のほか、継続支援を代行するBPOサービスにも対応可能
「ホスピタルリンク」のアプリ単体の提供に加え、特定保健指導の実施機関であるICTヘルスケアサポートセンターという組織を運営し、継続支援を代行するBPOサービスにも対応する。
■高いセキュリティの通信で、配慮が必要なデータなどを安全にやり取りが可能
「ホスピタルリンク」は、厚生労働省の特定保健指導のガイドライン、ICTを活用した特定保健指導のガイドラインに対応している。サーバーを経由しない暗号化した通信で指導できるため、指導者も対象者も安心して利用できる。
■他のヘルスケア機器との連動で、多様なバイタルデータ(生体情報)を共有可能
スマートフォンと連携している血圧計・体重計・体重体組成計・体温計等のヘルスケア機器で取得するデータと「ホスピタルリンク」を連動させることができる。これにより対象者のバイタルデータを指導者と共有できるため、よりきめ細かい保健指導につなげることができる。
価格(税込)は次の通り。
▽健診機関向けホスピタルリンクの提供 : 3,300円/1人
▽継続支援の代行 : 18,000円~/1人
なお、指導用のタブレット端末、Wi-Fiルーター、通信費などは含まれない。
今後の展開としてDNPは、「ホスピタルリンク」の提供とICTヘルスケアサポートセンターの運営を通して、ICT特定保健指導を推進する健康保険組合や健診機関を支援していく。
「ホスピタルリンク」の詳細はこちら https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1191339_1567.html

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