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高速オフセット・バナナ茎繊維20%配合用紙のバナナペーパーを常備在庫に

株式会社高速オフセット(大阪市北区、橋本伸一社長)は、SDGsに賛同する企業を印刷の面からサポートするべく、SDGs17の項目を全て達成する用紙「バナナペーパー」の商品制作や印刷を行っている。
これまではバナナ茎繊維5%配合のバナナペーパーでの提案を行っていたが、8月25日より正式にバナナ茎繊維20%配合のバナナペーパーを常備在庫として取り扱い、幅広い提案が可能となった。
同社では、バナナペーパーの取り扱いを2020年6月に開始して以降、これまで100社以上の企業からバナナペーパーの問い合わせが寄せられている。
「フェアトレードにもっと貢献したい」「バナナペーパーの素材を生かした風合いにしたい」といった企業のニーズに応えるべく、20%配合用紙の常備在庫取り扱いをスタートした。
バナナペーパーとは 、アフリカのザンビアで生産された「バナナの茎繊維」が使われている用紙。古くなったバナナの茎は 普段は捨てられてしまう。
バナナは1年で成長する植物のため、どんどんと古い茎が増え、環境破壊につながる恐れもある。
茎繊維を再利用することで環境にも配慮できるほか、ザンビアの人たちの生活資金や教育費につながる。
今後の展開として同社では、環境対応印刷を数十年取り組んできた企業として、紙製品を「有効に使う」ために、これからもSDGsに関する印刷技術・商品の開発に努めていく。

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