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大日本印刷・マイナンバーカードを申請できる証明写真機を全国で30%増強し8,500台規模へ

大日本印刷株式会社(以下DNP)と株式会社DNPフォトイメージングジャパン(以下PIJ)は、全国に約7400台設置している「Ki-Re-i」に続く証明写真機の新たなラインアップとして、「ID-Spot」約2000台を11月~2023年9月に国内に順次展開していく。
これによって、DNPとPIJが日本全国に設置する証明写真機は9400台となる。そのうち、マイナンバーカード申請が可能なネットワークに接続した証明写真機は8500台と全体の90%となり、国内トップクラスのシェアを獲得していく。
DNPとPIJは、2006年から証明写真機「Ki-Re-i」を全国に展開している。簡単に高品質で撮影できる証明写真プリントサービスはもちろん、DNPのセキュアなネットワーク通信と接続したマイナンバーカードの申請サービスや、社員証・会員証等の作成に向けて顔写真を収集するサービスなど、多様な機能を拡張してきた。
2020年6月にはKJS株式会社(旧カジタク社)から証明写真機「IDVOX」の事業を譲り受けており、今回この「IDVOX」を改造し、新たに「ID-Spot」としてDNPの証明写真機ラインアップに加え、「Ki-Re-i」と同様のセキュアなネットワーク通信の機能を拡張し、全国展開を図っていく。
DNPは、街中の「オンラインデバイスブース」として証明写真機の用途を拡げるとともに、設置台数を増やすことで、生活者がより身近に利用できるようにして、利便性と体験価値を高めていく。
今後の展開としてDNPとPIJは、「ID-Spot」の設置・運用11月に開始し、2023年9月までに約2,000台を市場に展開して、「Ki-Re-i」と合わせて約8500台を運用していく。
日本全国に証明写真機を活用した各種サービスを拡充し、2025年度に証明写真関連サービスで約100億円の売上を目指す。

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