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【IGAS2022出展情報】コスモテック「水の力でコスト削減、品質向上!」

株式会社コスモテック(京都市伏見区、永井尚雄社長)は、「環境・水・未来」をテーマに掲げて「IGAS2022」に出展する。
理想の印刷環境をクリエイトする印刷周辺機器メーカーの同社では、これまでに40年以上にわたる印刷業界の実績と経験をもとに、常に顧客の立場に立った製品開発を心かげ、近年では地球環境にやさしい環境関連製品の開発に注力している。
「IGAS2022」では、水溶性廃液処理装置「FRIENDLY CT-AQ10H」、ケミカルフリー型湿し水冷却循環装置「TOP-ONE CFG」、ハイプレッシャー加湿器「UruOs-50」、ハイプレッシャー加湿器「いつも」、微酸性次亜塩素酸水生成供給装置「UruZia(ウルジア)」、浮上油回収装置「FOR-Ⅲ」などの持続可能なサステナブル社会に対応する環境機器製品を披露する。
ハイプレッシャー加湿器「いつも」は、本体と一体化された4つのノズルが上下左右45度以上に変更が可能で、360度全方位に噴霧できるもの。
1時間当たり6ℓのパワフル加湿で最大200㎡の広範囲な加湿が可能で、消費電力は約110Wとなっており、1日の電気代は約29円という省エネ性能を実現している。
同製品では、噴霧の運転・停止の間隔を1秒単位で自由に設定できるため、必要最低限のエネルギー消費で最適な湿度を保つことができる。
さらに、微酸性次亜塩素酸水や銀イオン水の噴霧が可能なほか、10ℓのタンクを2つ内蔵しているため、片方に除菌水を入れておけば、作業終了後すぐに空間除菌や付着菌の除菌運転に切り替えることができ、時間制御で自動停止させることも可能となる。
ハイプレッシャー加湿器「いつも」の主な特長は次の通り。

▽3・8型タッチパネル
湿度表示・時間表示が見やすく、操作の簡単な3・8型タッチパネルの採用により、ストレスフリーで使用できる。
▽間欠噴霧機能
噴霧・停止の間隔が任意にユーザー設定できるとともに、必要な湿度を保ちながら間欠噴霧をすることにより、ファンで霧を空間に循環させ必要最低限のエネルギー消費に留められる。
▽フィルター不要で清潔
面倒なフィルター清掃やフィルター交換の手間がない。
▽除菌水の噴霧で簡単「空間除菌」
微酸性電解水の噴霧も可能。給水タンクに入れて噴霧運転をすると簡単に「空間除菌」が行える。また、定期的な除菌水噴霧で装置内を綺麗に保つこともできる。
一方、ハイプレッシャー加湿器「ウルオス」は、エアーコンプレッサーを使用しない高圧ポンプ方式のため、驚くほど少ない消費電力で加湿が可能なもの。最大50L/時の噴ができ、より広範囲の加湿が行える。
感染症対策製品としてウルオスとのセットでの使用を推奨している製品として、微酸性次亜塩素酸水の生成供給装置「ウルジア」がある。
同製品はウルオスからの信号を受け、水道水または次亜塩素酸水を切替え供給し、各ノズルから噴霧することができるものとなっている。
水溶性廃液処理装置「FRIEN-LY(フレンドリー)」は、薬剤を使用しない減圧蒸留方式による安全で高効率な処理が可能なもの。低温処理のため、異臭や有害物質の発生が極めて少ないエコ製品となっている。
最大1/20まで濃縮が可能で廃液量の大幅削減が見込めるほか、全ての装置はヒートポンプサイクルによって省エネルギー運転を実現しており、外部付帯設備を一切必要としない。
廃液の排出量を大幅に削減することによって産廃処理施設から排出されるCO2が大幅に低減できるほか、環境保護・安全性・経済性の3つの側面から社会貢献する企業活動を応援する。
水溶性廃液処理装置「FRIENDLY」の主な特長は次の通り。

【高処理能力】
▽高い濃縮倍率を実現し、廃液処理コストを大幅に削減。実績値: 水溶性廃液が最大1/20まで濃縮(減容)可能。
▽さまざまなな水溶性廃液に対応が可能。処理実績:PS版用現像液、水性ニス洗浄廃液、湿し水廃液、フレキソ廃液、切削油(水溶性)、水性塗料廃液、食品廃液、半導体関連 など。
【利便性と経済性】
▽必要なものは、少量の電気と消泡剤のみ。
▽24時間連続自動運転による労働負荷の軽減。
▽濃縮釜の自動洗浄機能搭載。
▽タッチパネルによる操作性の向上。
▽設置場所を選ばないコンパクト設計
「TOP−ONE CFG」は、3つの高性能ユニットを搭載したケミカルフリー型の湿し水冷却循環装置であり、特殊フィルターユニットで汚れを除去し、クラスターボックスユニットで水を細分化、UVランプユニットで殺菌を行い、常に最適な湿し水を印刷機に供給する。

 同製品で生成された湿し水は、印刷機への水上げ量を絞ることができ、結果としてインキも絞ることが可能になる。
納入台数も100台を突破し、インキ削減量も同社計測平均値で15%を達成している。水・インキが絞れることは、品質・生産性の安定にも直結するため、起因するトラブルも削減できる。
 枚葉印刷用とオフ輪用の2種類が用意されているが、オフ輪用はインキ使用量の削減効果が顕著に表れるため、特にオフ輪業界への導入が進んでいる。
同製品は希望に応じて貸し出しテストにも対応している。

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