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大阪府印刷工業組合・「新春会員交流大会」に320名が出席

新春会員交流大会の模様

 

大阪府印刷工業組合(浦久保康裕理事長)主催、大阪印刷関連団体協議会(同会長)共催による「令和5年新春会員交流大会」が1月11日、大阪市北区のリーガロイヤルホテルで開催され320人が出席した。
今年度も昨年に引き続き新型コロナウイルス感染防止対策の観点から第1部として式典が行われ、第2として食事(黙食)・懇親の構成で執り行われた。
式典の冒頭にあいさつした浦久保理事長は「コロナが流行して3年になる。予想もしない影響を受けて業界平均で約3割の売上がダウンしている。加えて昨年はエネルギーや諸資材の高騰と、われわれの主原料である用紙が年度内に3度の値上げがあった。まさに異次元の状況と言わざるを得ない。
企業運営の基本は自助である。そのうえに立って行政が用意される公助がある。われわれ組合はその間に立って公助として組合員企業を支えていく。われわれの組織は10人以下の零細企業が大半を占め、社長はプレーイングマネジャーである。そのような状況の中で助成金などを活用していくために組合がプラットフォームとなっていきたい。
令和の時代は超越した経営者ではなければ乗り越えられない。大阪府印刷工業組合では次の時代を担う人材の輩出していくための事業を展開していく。そうでなければ、この異次元の状況は打破できないと考えている。この1年が正念場と位置付け、決意を持って前進していきたい」と出席者に呼びかけた。
引き続き、来賓を代表して森下剛志近畿経済産業局産業部次長、瀬田章弘全日本印刷工業組合連合会副会長、宗清皇一衆議院議員が祝辞を述べた。

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