SCRRN ホールディングス・企業理念を改定

株式会社SCREENホールディングスはこのほど、さらなる成長に向けてグループの企業理念を改定した。
近年、DXを意識した産業構造の変化が急速に進むとともに、環境面では、GXが注目されるなどエネルギー政策転換への検討が進んでいる。
また、先進国では生産年齢人口が減少し、少子高齢化社会を迎えるなど、社会が直面するさまざまな課題に対して、企業としてイノベーションを起こし、解決に向けたソリューションを創出することが求められている。
これらを実現し、さらなる成長を図るには、「私たちが何のために存在するのか」という企業としての存在意義に立ち返り、社内外の誰もが共感し、共に歩んでいける共通の考え方が必要と考え、新たに存在意義を基軸とした企業理念に改定することとなった。
同社は今後も、新しい価値を提供するソリューションクリエーターとして改定した企業理念をグル ープ全従業員に浸透させ、すべてのステークホルダーからの信頼と共感が得られるよう、持続可能な社会の実現に貢献していく。
改定された企業理念では、存在意義として「人と技術をつなぎ、未来をひらく」を掲げ、「人」は、社員だけでなく、すべてのステークホルダーの皆さまを広く包含している。「技術」は、これまで培ってきた独自の技術を中心に、他社技術とも積極的に融合し進化を続けてきたSCREENグループの技術の全体を指している。
また、蓄積してきたノウハウも技術のひとつと捉え、これら人と人、技術と技術、さらには人と技術を接続し新たな価値を創造するとともに、創業以来積み重ねてきた有形・無形の財産を未来へと伝承することも「つなぐ」に込めている。
「未来をひらく」には、社会課題の解決を通じて、持続可能な未来への扉を開くことと、社会の発展へ挑み、未来への道を切り拓くという２つの意味が込められている。
創業の精神である「思考展開」では、SCREENグループの創業155年歴史の中で人と技術を育み続ける礎、精神的支えとなった言葉として、将来にわたってもグループの存在意義の重要なベースを成している。