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【JP2023・印刷DX展】ヒサゴ

ヒサゴ株式会社では、コピー機感覚で操作、加工のできるフルオートパウチ加工ラミネーターとして、「HLA―2301」とその専用フィルムを2月1日に発売致した。

同機は、ラミネート作業で手間の掛かるフィルムに用紙を挟み込み、ラミネーターに挿入するという作業を自動化するもの。ボタンひとつで給紙、パウチ加工、四辺のトリミングまで自動で行う。

作業を完全自動化できるため、仕上がりも均一で、安定した仕上がり品質とパウチ加工の生産性を高めることができる。

用紙はA5サイズからSRA3(菊四)サイズまで対応しており、給紙方向の用紙の長さを機械が自動で感知してカットするため、さまざまなサイズのメニュー表やPOPなど、幅広い印刷物の加工が可能となる。

長尺用紙の加工はもちろん、複数枚の用紙をつなげて加工をすることも可能な連続モードを使用することにより、長尺のような仕上がりにすることも可能。

また、フィルム余白(フチ)の設定も自由にできるようになっており、フチなし設定では、両面のPP加工をしたような仕上がりにも対応できる。さらに、表面加工後の製本加工や型抜き加工などの後加工機の用紙設定を容易に行えるため、作業効率が大幅に向上する。

専用フィルムは、折り加工や自立するメニュー表など、加工物の用途に合わせて、38μmから125μmまで用意している。

また、フィルムにはそれぞれ最適な加工設定がセットされたICチップが付いており、フィルムセットするだけで、機械に自動でセットするため、初心者でもスムーズに作業ができる。

さらに、オンデマンド印刷の表面加工で、弱点だった接着強度も機械とフィルムの組み合わせで解決。折っても、切っても剥がれない。フィルムには、作業効率を改善するため、フィルムに静電防止機能を付け、加工中も加工後もゴミやほこりを寄せ付けない。

同社では、用紙にステッカー加工ができる専用フィルムも発売。両面印刷した印刷物に加工すれば、糊層側にも訴求が可能となり、ガラス面や、アクリル板など、作成する手間、貼る手間が半減し、作業者の負担を軽減する事が可能となる。

また、1枚からのステッカー作成が可能となり、特殊な色や素材の用紙を、ラベル加工することができる。

HLAは、ラミネート加工の自動化を基本に、専用フィルムとともに、オンデマンド印刷物への付加価値を提供するオートラミネーターとなっている。

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