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【JP2023・印刷DX展】亜細亜印刷
亜細亜印刷株式会社は、「JP2023・印刷DX展」に「TeX組版システム」と「タグコンバータ(TeX対応版)」を出展する。
「TeX組版システム」は、「美しい日本語組版を守り続ける」「外的要因に影響されない永続的に使用可能な組版基盤」を開発コンセプトとしており、次の特長が挙げられる。
プラットフォームにLinuxを採用することで、オペレーティングシステムの急なアップデートやバージョンアップの影響を極力低減している。
また、組版エンジンにはLuaLaTeXを採用しており、組版されたデータはテキストデータとなり、永続的に使用可能。日本語組版に関してもTeXによる高度な組版を実現している。
さらに、LuaLaTeXを使用することでOpenTypeフォントやTrueTypeフォントを直接扱うことが容易となる。
「タグコンバータ(TeX対応版)」は、同社が独自に定義した組版指示を表現する「タグ」が埋め込まれたマークアップデータを各種組版ソフトの自動組版コマンドに変換するもの。
これまで、InDesign(Adobe製)、MC―B2(モリサワ製)、SUPER DIGITORIAL(NEC製)に対応していたが、新たにLuaLaTeXへのコンバートにも対応している。
会場では実際に入稿から組版までの動作を披露し、その機能が確認できる。