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大日本印刷・スマートグラスで発掘現場等を再現するガイダンスシステムの実証実験を実施
大日本印刷株式会社(以下:DNP)は7月19日、7月21日に日本最大級の貝塚を有する千葉市立加曽利(かそり)貝塚博物館で行われる「夏休み縄文ウィーク」にて、メガネ型の情報端末“スマートグラス”を利用した情報表示ガイダンスシステムに関する実証実験を行うことを発表した。
今回、スマートグラスの内蔵カメラで撮影する画像情報から利用者の位置情報を算出するVPS(Visual Positioning System)技術や、リアルとバーチャルが相互に影響し合う空間等を構築するMR(Mixed Reality:複合現実)技術を活用。この情報表示ガイダンスシステムにより、実際の博物館内で鑑賞する人の位置に合わせて、貝塚の断面や竪穴住居の柱、土器等の情報を重ねて、スマートグラスで立体的に表示する“場所に応じたMR”のサービスを提供する。
■実証実験の開催概要
▽日時=7月21日(金)10:00~15:00 (12:00~13:00は昼休み)
※7月19日(水)~22日(土)に開催する「夏休み縄文ウィーク」の中で1日のみ実施する。
▽場所=加曽利貝塚博物館(千葉市若葉区桜木8丁目33-1)
▽参加方法=当日、加曽利貝塚博物館にて先着順で20~30名に整理券を配布。
※整理券が予定枚数に達し次第、配布を終了する。
DNPは、2023年5月に新中期経営計画にて、注力事業領域の新規事業「コンテンツ・XRコミュニケーション関連」を掲げ、リアルとバーチャルの空間を融合する「XR(Extended Reality)」の技術を活かし、新しい体験と経済圏の創出を目指す「XRコミュニケーション事業」を展開している。
その一環で、スマートグラスを利用したMR体験について継続して機能開発等を進めるとともに、博物館・美術館に加え、企業や自治体等のショールームでの製品・サービスや施設・観光スポット等の紹介等にも展開していく。