城野印刷所・熊本県内の学生を応援する継続的な取り組みとして、第2回「J・O・NOTE（ジェイ・オー・ノート）」 の配布を実施

株式会社城野印刷所（熊本県上益城郡、城野斉社長）では、地域貢献活動の一環として、地元企業とともに、熊本県内の学生の学びを応援する取り組みを継続的に実施している。
その取り組みのひとつが、県内高等学校（公立、私立、支援学校など）に在籍中の高校3年生を対象としたオリジナルノート「J・O・NOTE（ジェイ・オー・ノート）」の無料配布で、県内全82校1万5000冊の配布を実施している。

■地元企業とともに、地域の学生の学びを応援する「J・O・NOTE（ジェイ・オー・ノート）」

「J・O・NOTE」という名前には、「地元の学生を（J）、応援する（O） 、ノート（N）」という意味が込められており、企画趣旨に賛同したサポーター企業とともに地域の学生の学習を応援する、同社が企画制作したオリジナルのノートとなっている。
第2回となる今回は、15社のサポーター企業、学校から賛同を得て、県内高校を代表し、 熊本県立熊本商業高等学校、熊本県立御船高等学校で贈呈式が執り行われた。
この活動は着実に広がりつつあり、城野印刷所では、これからの未来を担い、夢や希望に向かって励む学生、学習支援の一助となることを目指し、地元企業とともに同プロジェクトを進めていく。

■印刷会社の知見から使いやすさを追求、さらに視覚的に優しいデザインにリニューアル。

同社では、長年培ってきた印刷技術を活かし、学生の使いやすさを追求したノートに仕上げている。教育現場でもタブレット端末の活用などデジタル化が進む中で、紙の良さやノート使用の良さを「J・O・NOTE」の利用を通じて、学生たちに知ってもらいたいと考えている。
「J・O・NOTE」は、学生が机上でノートを開いた時にフラットになり、めくった時に紙が前に戻らないようなアイデアを採り入れており、今回は表紙の配色「グリーン」に着目している。
人間が一番弱く感じる波長の中間地点（555nm前後）で目に受ける刺激が少なく「目に優しい」と言われるグリーンを基調としたデザインで、学習に集中して取り組める環境づくりを図っている。
今後、これらのデザインなどについては、実際に使用する学生たちの意見も採り入れながら、「本当に学生が使いやすい」ノートへの改良を目指す。

■SDGsの達成に向けて

城野印刷所では、「J・O・NOTE」 の取り組みを通じて、SDGsの目標達成に向けた持続可能な社会の実現を目指す。「J・O・NOTE」の活動では、目標4「質の高い教育をみんなに」を念頭に、誰もが公平に良い教育を受けられるように、また一生に渡って学習できる機会を広めていくために、これからの未来を担う学生たちの学習支援に取り組んでいる。
これらの活動は、地域のサポーター企業とのパートナーシップによって積極的に推進され、一人でも多くの学生にノートを手に取ってもらう機会を作ることで、「J・O・NOTE」を通じた地域社会と地域の学生がつながり合う社会を実現できればと考えている。