第一印刷所グループ 自社専用ChatGPTの利用を開始

株式会社第一印刷所（新潟県新潟市、遠山亮社長）は7月20日より、グループ内での利用を目的とした自社専用ChatGPT「DIP ChatGPTボット」の利用を開始したことを発表した。
開発はマイクロソフト認定ゴールドパートナーの株式会社ティーケーネットサービス（新潟県新潟市、代表：武田勇人氏）が担い、Microsoft Azure OpenAI Service上でChatGPTを稼働させることにより、自社の情報が外部に漏れないセキュアな環境での生成AI利用を実現させた。
これにより業務効率化・DX推進を図り、顧客対応および提供サービスの品質向上に努めていく。
同社では、かねてより業務のデジタル化や業務サーバーのクラウド移行など、さまざまな取り組みを通してDX推進に注力してきた。
その一環として、同社のクラウド領域をサポートしていたティーケーネットサービスとタッグを組み、DIP ChatGPTボットの開発に至った。
DIP ChatGPTボットは、Webアプリケーションとして稼働し、チャット形式で利用することができる。Microsoft Azure OpenAI Serviceと連携させることで、入力した情報が外部に漏れないセキュアな環境での利用を実現した。ユーザーは実際の顧客情報を入力して生成AIを利用できるため、より実際の業務に即した出力結果が得られる。
今後は、AI技術の進展を見据えながら業務への活用方法を議論・検討し、社員全体のスキル向上と業務の効率化を加速していくとともに、DIP ChatGPTボットを継続的にバージョンアップしていく予定となっている。
また、同社はMicrosoft社のクラウドサービスの機能を積極的に活用し、ビジネスの効率性と生産性を向上させる取り組みを進めており、これらの技術を利用することにより、セキュリティとプライバシーの観点からも顧客に安心してサービスを提供できるようになる。
問い合わせは株式会社第一印刷所総合監理本部、T電話025（382）7400まで。