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大日本印刷・耐候性を従来品より大幅に向上させた外装用化粧シートを開発
大日本印刷株式会社(北島義斉社長、以下:DNP)は、日差し(紫外線)、気温・湿度の変化、雨・風などにさらされる玄関ドアや外壁等のエクステリア部材を美しく保つ外装用化粧シートの耐候性を当社従来製品と比較してサンシャインウェザーメーター(SWOM)試験で2000時間と大幅に向上させた新製品を開発した。
DNPは、市場からの高い評価を長年獲得しているEBコーティング技術を応用・発展させて、生活空間のさまざまな課題を解決する「空間ソリューション」に取り組んでいる。その一環で今回、耐候性の向上によって、住宅や各種施設等の非住宅の長寿命化を実現し、省資源化による環境負荷の軽減などで地球環境にも配慮した外装用化粧シートを開発した。
今後の展開としてDNPは、同製品をエクステリア等のメーカーを中心に提供し、2025年度までに累計36億円の売上を目指す。また、今後さらに厳しくなると想定される自然環境に適応したエクステリア製品の開発も進め、住宅市場だけでなく、公共・インフラ市場や海外市場への展開も検討していく。