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大日本印刷・バーチャルプロダクション向けに「銀座四丁目交差点」の3DCGデータの提供を開始
XR技術による地域の魅力発信を都市部でも支援
大日本印刷株式会社(以下;DNP)は、映像制作会社等に向けて、地域の文化資源を活用したバーチャルプロダクション用の高精細3次元コンピューターグラフィックス(3DCG)データとして、新たに「銀座四丁目交差点(東京都)」を制作し、11月28日に提供を開始した。
バーチャルプロダクションは、スタジオの大型スクリーン等に3DCGの仮想的な背景等を投影し、その前に人や物を配置することで、現実の世界で撮影したような映像をつくり出す手法。今回の「銀座四丁目交差点」のデータは、ソニーピーシーエル株式会社(東京都港区、代表取締役 執行役員社長:中村英明氏)が運用する高品質デジタル背景アセットライブラリーサービス「BACKDROP LIBRARY」で公開、販売される。
今後の展開としてDNPは、現実的には撮影が難しい文化財や都市部を対象とした高精細3DCGデータをバーチャルプロダクション用途に提供していくとともに、メタバースなどのXRコンテンツにもデータを利活用していくことで、文化資源や地域の魅力を拡張していく取組をしていく。