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SCREENアドバンスシステムソリューションズ・オールラウンドイメージAIソフトウエアを開発
近年、機械学習や深層学習(Deep Learning)を利用した画像処理AIの活用が一般的となったことで、多くの企業が事業活動に画像処理AIを取り入れている。しかし、一般的なアプリケーションでは、AIの心臓部であるネットワークモデルがブラックボックス化されていることから、ロジックが解明できず、導入に至らないケースや導入に失敗するケースが増加している。
このような動向を背景にSCREENアドバンスシステムソリューションズは、「初心者からマニアまで心をくすぐる優れた拡張性」をコンセプトとしたイメー ジAIソフトウエア「SARIA(サリア)」を開発した。
SARIAは、初心者がノーコードでAI画像処理モデルを開発できる機能から、知識を備えたAI開発者が実践で使用する機能まで幅広く搭載したオールラウンドモデルとなっている。
SARIAでは、一般的なツールではブラックボックスとなっているネットワークモデルに、随時アップデートされる研究レベルの最新ネットワークモデルを利用できる。
さらに、取り込んだモデルのソースコードを直接変更することが可能となっている。また、カスタマイズ性の高いオープンソフトウエアとして、学習スクリプト、データ水増しなどのインターフェースを含めたカスタマイズに関する情報をすべて公開し、ユーザー自身の手でSARIA を自由にカスタマイズできる。
加えて、パラメータの追加やGUIの追加など、複雑な画像処理をサポートするほか、初心者にもやさしいアノテーションサポート機能や長年の開発経験で培ったテスト評価機能を搭載しているほか、今年1月に同社が発表した「SCRAIS」ブランドで採用されているソリューションやエンジンを搭載。 今後も知識蒸留やHITL方式を利用した少量ラベルでの高精度学習など、多数機能をアップデートしていく予定となっている。