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大日本印刷・「Originator Profile技術研究組合」に参画

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、10月3日に国内外のメディアや広告関連企業などがつくる「Originator Profile(OP)技術研究組合」(OP組合)に参画したことを発表した。
同組合は、安全なインターネット環境の提供に向けた技術であるOPについて、ブラウザなどで採用される「Web標準化」を目指している。
OPは、インターネット上のコンテンツ作成者やデジタル広告の出稿元などの情報を検証可能な形で付与する技術。信頼できる発信者を識別可能にすることで、第三者認証済みの良質なメディアとコンテンツをインターネット利用者が容易に見分けられる仕組みを確立し、偽情報・誤情報(フェイクニュース)やアドフラウド(広告詐欺・不正広告)などの氾濫の抑止にもつなげていく。
同組合は現在、慶應義塾大学サイバー文明研究センターの監修のもと、さまざまなステークホルダーと連携して日本国内におけるOPの仕様策定と試験実装を進め、Web標準化と社会実装に取り組んでいる。
そして、国内での研究で得た知見をもとに、Web技術の標準化団体であるW3C(World Wide Web Consortium)などにもOPを提案して、世界中の人々が安心して利用できる健全なインターネットの発展に貢献することを目指している。

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