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大日本印刷・大阪府岸和田市で“移動がスムーズなまちづくり”のためのスマートモビリティ実証実験を実施
大日本印刷株式会社(DNP)はこのほど、大阪府岸和田市において電動アシスト自転車などのパーソナルモビリティを利用して暮らしのさまざまな拠点を結び、地域間の移動や経済の活性化を促す実証実験を3月13日(日)まで実施することを発表した。
この実験は、大阪スマートシティパートナーズフォーラムのプロジェクトの一環として損害保険ジャパン株式会社と共同で取り組むものであり、その成果を“移動がスムーズなまちづくり”の実現に活かしていく。
【実証実験のポイント】
岸和田市は、住まいや商店街、観光スポットや郊外といったさまざまな拠点をパーソナルモビリティなどの新しい移動サービスで結び、地域内の移動と経済の活性化を促す取り組みを進めている。
この活動に対してDNPは今回、公共交通の鉄道・バスや、シェアリングする電動アシスト自転車など、複数の移動サービスの結節点として機能する「DNPモビリティポート」を「道の駅 愛彩ランド」に提供。
この「道の駅」を含む市内4箇所で、電動アシスト自転車のシェアリング環境を構築する。
「DNPモビリティポート」のタッチパネル式ディスプレイを利用することにより、地元の生活者や岸和田市を訪れる人も、各拠点間のスムーズな移動に関する情報の収集や電動アシスト自転車の予約などを行うことができる。こうした移動サービスの情報などは、生活者のスマートフォンでも確認できる。
今回の実証実験では、このほかにも中山間部の生活を支援する軽量電動バイクの走行も含め、パーソナルモビリティの移動データを収集し、将来のまちづくりに役立てていきく。