モリサワ・Webフォントサービス「TypeSquare」のサービス提供を順次終了

株式会社モリサワ（大阪市浪速区敷津東、森澤彰彦社長）は、Webフォントサービス「TypeSquare」の新規会員登録やプランの新規購入を2025年11月25日（火）に終了するとともに、2027年11月30日（火）にプランの更新受付を終了することを発表した。

TypeSquareはWebサイトでモリサワのフォントを利用できるサービスとして2012年より提供してきたが、この度後継サービス「Morisawa Fonts」に役割を引き継ぎ、 TypeSquareのサービスを終了することとなった。2025年11月25日をもって新規会員の登録、プランの新規購入を終了するとともに、2027年11月30日をもって全てのプランの更新受付を終了する。

後継サービスMorisawa Fontsは、デスクトップフォントに加えWebフォントも提供するフォントサブスクリプションサービス。Webフォントにおいては特定のフォントのスタイルを事前登録し、必要なフォントファイルのみを配信する新たな方式により、TypeSquareよりも高速な配信とサイトパフォーマンスの向上が期待できる。同社は、TypeSquareの利用者にはMorisawa FontsのWebフォント各プランへの契約移行を勧めている。

同サービスは11月下旬からは、年間4800万PV以上に対応した新プラン「Webフォント Pro」も登場し、クラウドサービスや大規模なWebサイトなどでも利用できる予定となっている。
同社は今後も、利用者のより快適なフォント環境の実現に向けて、サービスの改善や進化を続けていく。