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OSPレーベルストック・「CLENOWA(クレノワ)」を立ち上げ

大阪シーリング印刷株式会社(大阪市天王寺区、松口正社長)を中核とするOSPグループのOSP Europe GmbHとOSPレーベルストック株式会社が、9月16日(火)~19日(金)の4日間、スペインのバルセロナで開催される「Labelexpo Europe 2025」に初出展する。
同展示会は2年に1度開催されており、前回の2023年は来場者数が約3万5000名、出展国数は138カ国で 世界最大規模と言われている。ラベルをはじめ、軟包装や紙器などのパッケージ製品、原材料、機械関連やその技術が展示される。
OSPグループのOSPレーベルストックは、海外事業のさらなる強化を図るため、グローバルブランド「CLENOWA(クレノワ)」として、機能性のある付加価値製品や環境配慮型製品を出展する。
同グループ会社のOSP Europe GmbHも、欧州(EU域内外)において原反やラベル製品の販売強化を図る。
半世紀にわたって培ってきたダイレクトサーマルをはじめとするコンバーティング技術を世界へ広げるために、このほど、製品ラインナップを統合したグローバルブランド「CLENOWA」を立ち上げた。
OSPレーベルストックの製品づくりに対する想いを込め、英語の「CLEAR」と日本語の「輪、和(WA)」を組み合わせた造語。
「CLEAR」は明確さ、透明性という意味がある。誠実な製品づくりによる確かな品質や、先を見通した課題解決に貢献できる取組みを表している。
「WA」は従業員や顧客をはじめとした社会全体における人と人のつながりの「輪」や、そのつながりの中で「和(調和)」を尊重し、ともに価値を創造していきたいという、同社の揺るぎない想いを込めている。

OSPグループがグローバルブランドで初出展
9月16~19日「Labelexpo Europe 2025」

出展製品は次の通り。
■ドットタックⓇサーマルテープ
粘着剤をドット状に塗工したサーマル。貼る・剥がすをくり返しても粘着力が落ちにくく、しっかり貼り付き 綺麗に剥がすことができる。今回は紙、透明PET、BOPP白の3種の基材を用いたサーマルテープを出展する。
■アルコール耐性のあるサーマルラベル
コロナ禍を経て日常的にアルコールを使用する生活様式の変化や、病院、研究機関での使用に対応し、アルコール拭き取りやアルコール付着などにも耐性のある紙基材のサーマルラベルを出展する。
■ペーパックⓇ
プラスチックフィルム不使用ながらも熱で融着可能なヒートシール性を持ち、水と油に強い紙製の包装資材。
■クリアサーマルフィルム
加熱することによって発色するサーマル(感熱)フィルム。シリーズ商品などは、ベースとなるデザインや固定 情報を予め印刷し、個々の商品に合わせて商品名や一括表示など必要な情報のみ直接印字できる包装資材。透明性が高いため、お弁当など中身を見せたい商品の包装資材に適している。
■クラフトリグニン顕色剤使用サーマルラベル
クラフトリグニン顕色剤とは、木材からパルプを製造する過程で排出されるクラフトリグニンを使用したもので、100%木質由来のバイオマス顕色剤。既存の顕色剤を使用したサーマル紙から同製品に切り替えることで、環境負荷軽減に貢献できる。

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