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OSPホールディングス・リードフィルムとしての水平リサイクルと包装材としてのアップサイクルを実現する技術を確立

株式会社OSPホールディングス(大阪市天王寺区、松口正社長)はこのほど、使用済みリードフィルムの活用に関する2つの実証実験を2026年6月度より順次開始し、水平リサイクルによる再利用と、アップサイクルによるピロー包装材への活用を進めている。
リードフィルムとは、軟包装印刷時に必要である色調の調整や印刷品質の確認を目的に使用する調整用フィルムのことで、使用後は廃棄物として処理されている。
OSPグループでも、軟包装専用工場である大阪シーリング印刷の門司工場と岡山工場で、グラビア印刷時に使用済みリードフィルムが発生している。そこで、SDGs17の目標の12番目「つくる責任 つかう責任」を果たすべく、製造工程における環境負荷軽減の取り組みに着手した。
このほど、フィルムに印刷したインクを取り除く「脱墨処理」によるリードフィルムのリサイクル技術を確立させたことで、資源循環の実用に向けた実証実験を行っている。

OSPグループはサステナビリティに関して、①環境②顧客③社会・地域貢献④人財活躍・育成と4つの方針を掲げている。特に①環境の「プラスチック使用量の削減について、削減に向けた商品開発の取り組みとプロセスの改善を図る」ことを実現すべく、環境負荷軽減の研究に注力してきた。
今日までにプラスチックの使用量を削減した製品や剥離紙を使用しないラベルなど、環境に配慮した製品を数多く開発。さらなる環境配慮の取り組みの拡充を図るため、製造工程に着目し、廃棄処理しているリードフィルムを活用する実証実験に至った。
実証実験の概要としては、2つの方法で印刷後のリードフィルムを利活用している。
ひとつ目は脱墨後のフィルムを再びリードフィルムとして活用する「水平リサイクル」。ふたつ目は脱墨後のフィルムをペレット化し、ピロー包装材の一部として活用する「アップサイクル」である。
製品の仕上げや梱包業務を行っているOSPグループのOSPアドバンス株式会社においてピロー包装材として活用されている。実証実験では、品質を担保しながら安定供給できる本格的な製造を目指す。

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