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大阪シーリング印刷・リサイクル対応ラベルを開発

アルカリ温水で剥離、容器に糊跡残さず

大阪シーリング印刷(大阪市天王寺区、松口正社長)は、PET容器やガラス瓶のリサイクル時に、ラベルを剥がす工程の課題を解決するフィルムラベル「Washable and Floatable label」の開発に成功した。
水濡れでは剥がれず、低濃度のアルカリ温水に浸すと、短時間で糊跡を残さず剥離できる。10月14~16日に東京ビッグサイトで開催される「ラベルフォーラム ジャパン2026」で参考出展品として初披露する。
同製品は、強粘着剤をドット状に塗工したラベル。容器にしっかり貼り付けることができ、結露水などで濡れても剥がれない。一方、低濃度のアルカリ温水に浸漬して攪拌すると、約6分で容器からきれいに剥がすことができる。

アルカリ溶液中では粘着剤の親水性が高まり、容器と糊の接着面に水が入りやすくなることで剥離する。
さらに、粘着剤をドット状に塗工することで、その隙間にアルカリ温水が入り込みやすい構造とした。使用時の強い粘着力と、リサイクル工程での剥がしやすさを両立させている。
A-PET容器のリサイクルでは、ラベルが付いた状態で回収・粉砕した後、アルカリ洗浄でラベルを剥がし、比重分離によって容器を回収して再利用する。ガラス瓶も同様に、回収後のアルカリ洗浄でラベルを除去し、再利用されている。しかし、ラベルがきれいに剥がれないことや、除去に人手がかかることが課題となっていた。
同社は、製品や技術を通じてこうした社会課題の解決に貢献することを目指し、研究開発に着手した。新ラベルにより、容器のリサイクルやリユースにおけるラベル除去作業の負担軽減を図る。製品の発売については準備を進めており、改めて案内する。

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