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富士フイルム・2023グリーンプリンティング認定制度で「GP資機材環境大賞」を受賞

富士フイルム株式会社(東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一氏)は、一般社団法人日本印刷産業連合会(以下:日印産連)の「2023グリーンプリンティング(GP)認定制度表彰」において、「2023GP資機材環境大賞」を機材部門で受賞。GP資機材環境大賞が創設された2018年の資材部門での受賞に続き2度目となる。
10月18日に東京・新宿区のDNP左内町ビル・ホールで行われた表彰式には、富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社の山田周一郎社長と、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の柳瀬健アドバンストオフセットアンドインダストリアルプリンティング事業部長が出席し、日印産連副会長の堆誠一郎氏から賞状と盾が授与された。
 「グリーンプリンティング(GP)」認定制度は、SDGsが社会の共通目標になる中、印刷総合環境配慮制度として日印産連が進めている取り組みであり、印刷業界で環境配慮自主基準を達成した工場・事業所を認定するとともに、同基準に適合した印刷製品への「GPマーク」表示の認定、印刷工場が使用する資機材の認定などを行っている。
 富士フイルムが受賞した「GP資機材環境大賞」は、GP資機材認定製品の登録により、GP資機材認定製品を積極的に提供することで印刷工場の環境負荷低減および作業環境改善に貢献しているメーカーに贈られるものとなる。
富士フイルムは、インクジェットデジタルプレス「Jet Press 750S」をはじめとするJet Pressシリーズ、CTPセッターなどの多くが最高位であるスリースターの認定を受けていることから、今回の受賞につながった。
 

賞状授与の後、「GP資機材環境大賞」を受賞した2社を代表して挨拶に登壇した山田社長は、「印刷会社様の環境負荷低減への意識が高まる中、印刷業界の環境の改善に少しでも貢献できるよう製品開発と普及に取り組んできました。今回の受賞はその結果と考えており大変嬉しく思います。2018年にいただいた資材部門に続き、今回表彰いただけたことはとても栄誉なことです」と述べた。
富士フイルムグループではこれまでも、CSR計画「Sustainable Value Plan 2030(SVP2030)」に基づき、生産活動で生じる環境負荷低減に注力しているほか、ユーザー先での使用や廃棄に至るまでの製品のライフサイクル全体でCO2排出量の削減や資材の有効利用を進めてきた。
特に近年では、印刷物の小ロット・多品種化が加速する中、オフセットライクな印刷品質で定評のあるインクジェットデジタルプレス「Jet Pressシリーズ」など、資材のロスを抑え、環境負荷低減に貢献しながら発注者のニーズに応えることのできる製品・ソリューションの開発・ご提案に注力している。
富士フイルムグループはこれからも、顧客とのコミュニケーションを大切にし、品質・安定性・環境性を高いレベルで実現する製品の開発と普及に努めていく。

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