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リコー・「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」をリニューアルオープン
最新AI技術を活用したDX実現のための価値共創拠点へ
株式会社リコー(社長執行役員:大山晃氏)は、最新のAI技術を活用しながら、顧客との価値共創活動を強化する取り組みの一環として、「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」(東京都港区港南 1丁目2−70 品川シーズンテラス18階、以下:RICOH BIL TOKYO)を田町から移転・拡大し、2024年2月1日にリニューアルオープンする。
新しいRICOH BIL TOKYOは、リコーのEBC(Executive Briefing Center)に位置付けられる。顧客企業の経営者を迎え、経営者との対話やワークショップを通して、AIを活用した価値シナリオやビジネスデザインの設計から実装に至るまでを伴走支援し、本質的な部分での課題解決と新たなビジネス共創を目指す。
将来的な労働人口減少などの社会課題に対して、生産性向上や付加価値の高い働き方が今後必要となっている。AIの活用やDXは不可欠であり、企業としての新たな価値創出のチャンスともなる。
多くの企業が生成AIなどの業務活用に注目する一方で、実用化に向けた課題は少なくない。
RICOH BIL TOKYO では、リコーの強みである顧客接点力を活かした100以上ある各業種の顧客価値シナリオと、自然言語処理や空間認識分野に強みを持つリコー独自のAI技術を掛け合わせて、フラッグシップとなる価値提供事例を顧客と共創する。
顧客の顕在課題に対して、ソリューションやユースケースを提案するだけでなく、デジタルに精通した技術者出身のビジネスデザイナーやDXコーディネーターといった専任のデジタルエキスパートが常駐し、顧客との対話やデザイン思考を取り入れたワークショップを通じて潜在課題までも可視化する。
価値シナリオの例としては、建設業におけるファシリティマネジメントの無人化を目指す画像認識AI技術や、クラウド型の業務改善プラットフォーム「RICOH kintone plus」と自然言語処理AIでデータ分析を行うサービス「仕事のAI」を活用した営業ワークフロー改善の事例など、業種業務に合わせた解決事例を紹介しながら、固有のソリューションを共創する。
同施設では、顧客が集中して課題と向き合い、新たな気づきを得ることをサポートする、さまざまな仕掛けを備えていく。対話の場である「ラウンジ」では、映像や光、音、香りといった演出が顧客の感性を刺激し、適度な緊張感とリラックスを生み出すことで対話を活性化。また、デジタル技術により人々の創造性を引き出す次世代会議空間「RICOH PRISM」では、さまざまな空間演出が顧客の想像力を高め、創造性を引き出す。