UVインクジェットラベル印刷機で世界初、「Truepress LABEL 350UV SAI S」が「Digital Press INKJET認証」を取得

株式会社SCREENグラフィックソリューションズが開発したUVインクジェットラベル印刷システム「Truepress LABEL 350UV SAI S」はこのほど、「G7＋認証」（色管理認証）を定めている米国・Idealliance（International Digital Enterprise Alliance）において、UVインクジェットラベル印刷機で世界初、最高色域であるCRPC7基準でインクジェットデジタル印刷機の認証プログラム「Digital Press INKJET認証」を取得した。
「Digital Press INKJET認証」は、Ideallianceの印刷品質基準を満たす印刷機に与えられるもので、これにより、安定した色管理と高い印刷品質を高生産性とともに実現できる商業生産用インク ジェット印刷機であることが認められることとなる。
同社が開発した「Truepress LABEL 350UV SAIシリーズ」は、高い生産性を実現することにより、短納期に対応。また、オレンジやブルーのインクによる広い色域の表現、リピート印刷における優れた色再 現性・安定性に加え、印刷や色合わせ時のイージーオペレーションなどを実現。クライアントから重視されるブランドカラーの再現に貢献する。
さらに、「高隠蔽ホワイトモード」「高耐光イエローインク」「デジタルプライマーオプション」といった機能の追加や、国際的に厳しさを増すインク成分への規制をクリアした「Truepress ink LV02シリーズ」の開発などにより、さまざまなアプリケーションへの対応を展開。
その結果、2014年の「Truepress LABEL 350UVシリーズ」の本格的な販売開始以降、世界中の多くの顧客から高い評価と信頼を獲得し、2024年中には累計300台の出荷実績を達成している。
今回の「Digital Press INKJET認証」は最も広い色域であるCRPC7基準で審査を受け、「Truepress LABEL 350UV SAI Ｓ」の持つ優れた色表現の正確性をはじめ、濃度安定性、品質再現性、擦過耐久性、見当精度などがIdeallianceの定める印刷品質基準を満たし、 UVインクジェットラベル印刷機では世界初、最高色域であるCRPC7基準での認証の取得へとつながった。
なお、同社のデジタル印刷機器のラインアップにおける「Digital Press INKJET認証」の取得は、2023年の「Truepress JET 520HD＋」に続き、2機種目となる。