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大日本印刷・武蔵野美術大学との共同研究を活かした「本と、もっと仲良くなる仕掛け展」を開催

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、「武蔵野美術大学(MAU)クリエイティブイノベーション学科」との共同研究で生まれた、人が本を読みたくなる“新たな読書体験”についての企画展「本と、もっと仲良くなる仕掛け展」を開催する。DNPが運営するオープンイノベ―ション施設「DNPプラザ」(東京都新宿区)で、10月17日(月)~12月27日(火)に実施する。
書店の数が減り、若者を中心とした国内における読書離れの拡大が危惧される一方で、電子書籍が普及し、コロナ禍の巣ごもり需要などによって読書や出版コンテンツの価値があらためて注目されている。こうした状況の中、出版業界にとっては、読書人口の拡大が大きな課題となっている。
DNPはこうした課題の解決に向けて、生活者の「読みたい気持ち」を生み出し、「読みたい本を、読みたい時に、読みたい形で」提供する「出版DX(デジタルトランスフォーメーション)」に取り組んでいる。
今回の企画展では、DNPが武蔵野美術大学(MAU)のクリエイティブイノベーション学科と共同で研究してきた“新たな読書体験”をテーマとし、人が本を読みたくなる仕掛けなどを提案する。「こんなかたちで本と出合えたら楽しい」「こんな本の読み方があったらいいな」「こんな素敵な本を手に取ってみたい」など、本への想いをめぐらせながら楽しんでいただける企画展となっている。
■企画展「本と、もっと仲良くなる仕掛け展」について
▽会期:10月17日(月)~12月27日(火) 
▽場所:DNPプラザ(東京都新宿区市谷田町1-14-1 DNP市谷田町ビル)
▽時間:10:00~20:00
※日曜日・年末年始・施設点検日は休館
▽形式:入場無料の常設展示であり、店内の企画を自由に見学できる
▽主な内容:同企画展は、2021年10月~2022年2月に実施したMAUとの共同研究「未来の読者をつくる仕掛けづくり」の結果をまとめたもの。
この研究では、編集者・書店員・学生等を対象として本に関するインタビューやフィールドワークなどを行い、どうしたら「本」との出合いが増え、「本」の魅力を感じ、「本」とうまく付き合って、「本」をもっと好きになってもらえるのかといった、“人が「本」ともっと仲良くなるため手法”を模索した。
今回、共同研究で生まれた「人と本が仲良くなるチャンスとアイデア」をパネルで紹介。また、このアイデアをもとにDNPが制作したプロトタイプや魅力的な本(実物)なども展示して、来場者が「本」との付き合い方を考え、見直していくきっかけを提案する。

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