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光文堂主催「Print Doors 2022」・26日からポートメッセなごやで開催へ

株式会社光文堂(名古屋市中区)は1月26(水)・27(木)日の2日間、「ロマンと効率 輝く企業へ」をテーマに掲げ、名古屋市港区のポートメッセなごや3号館で第58回光文堂新春機材展「Print Doors 2022」を開催する。


58回目の開催となる今回は150社・400小間(小間数は過去最大)の規模に昨今の印刷業界が抱える課題に応える新鋭機器・情報が一堂に披露されるほか、光文堂からは独自の視点で印刷関連業者の生産性向上・付加価値創造を可能とするOEM製品が数多く出展される。このほかにも、「コラボレーション展」や特別セミナーも実施される。
同展には愛知県印刷工業組合、岐阜県印刷工業組合、三重県印刷工業組合、日本グラフィックサービス工業会愛知県支部、愛知県製本工業組合、中部グラフィックコミュニケーションズ工業組合、愛知県紙加工業協同組合、愛知県トムソン工業協同組合、東海北陸シーリング印刷協同組合が後援している。
開催に当たって同社では国や愛知県の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針をはじめ、名古屋市国際展示場の本ガイドラインに従って適切な 感染防止対策を講じたうえで開催する。

OEMの新製品3種を披露へ

株式会社光文堂は、「Print Doors 2022」でオートフィードダイカッター「KBD DigiNukky500」、PDFの比較照合検版ソフトウエア「KBD BitMatch Premium ver2・1」、ドキュメントデータのSVG/HTML5変換ソフト「KBD BuildVu」を初披露する。

新製品のオートフィードダイカッター「KBD DigiNukky500」は、コンパクトサイズのトムソン機械。オンデマンド印刷の後加工に適したコンパクトで省スペース設置が可能で仕事に応じたサイズの機械で生産性を高められる。
曲線のカットや特殊なクリースやミシン目などの加工を必要とするパッケージ、ユニークな形状のグリーティングカードなど、人々が手に取った時にワクワクする気持ちを抱いてもらえる品質の高いアプリケーションを提供できる新世代のダイカッターとなっている。
引き出し型の刃型取り付け・取り換えが簡単に行え、作業時間の短縮が可能となるほか、操作盤をシンプルにすることでミスを防ぎ、オペレーター作業を軽減する。
4・3インチのカラータッチスクリーンは直感的な操作でジョブ内容の変更や処理速度の調整、面付機能の設定なども簡単に行え、最大面付数は5面までに対応している。耐久性にも優れており、最大処理速度は1000枚/時間を誇る。

「KBD BitMatch Premium(ビットマッチプレミアム)ver 2・1」は、修正後前後のPDFを重ね合わせて比較照合する検版ソフトウエア。
制作の各段階で同製品を使用することで校正時間の圧縮はもとより、うっかりミスによる修正漏れ、赤字外変化、先祖返りによる印刷事故が防止できる。
Ver2では、次工程への「申し送り機能」、トンボありとトンボなしのPDF比較をピタッと合わせて表示する機能、比較前にPDF編集ができる機能など、品質管理や作業効率をアップさせる機能が追加された。
Ver2・1では、ver2同様、差分を見落さないための機能やユーザーの操作性改善をさらに推し進めた機能が追加されている。
同社では、「創立75周年限定キャンペーン」として1月1日~3月31日まで「KBD BitMatch Premium ver 2・1」を定価8万6900円のところ、特別価格として6万4900円(いずれも税込)で販売する。

ドキュメントデータのSVG/HTML5変換ソフト「KBD BuildVu」は、さまざまなデザイン、図や表を含んだ複雑なレイアウトのPDF・Word・Excel・PowerPoint・ドキュメントをSVG/HTML5で忠実に再現する変換ソフト。ドキュメントの見た目を変えず、1ページをひとつのSVGまたはHTMLに変換することができる。
英国生まれのソフトウエアの同製品は、PDFデータのデザインを崩さずにHTMLに変換することができるため、表示速度・検索・閲覧性が高まり、PDFではできなかったことが実現できる。
BuildVu専用のビューワも書き出されるため、アプリのインストールなしブラウザーだけでPCやスマートフォン、タブレットで簡単に閲覧することか可能となる。
印刷業界の身近なDX(デジタルトランスフォーメーション)として、「印刷からPDF」をもう一歩先の「HTMLに変換」することにより、あらゆるドキュメントのデジタル活用を可能にし、新たな付加価値を提供できるようなる。

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