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SCREEN GA 京都dddギャラリーの企画展・鳥海修「もじのうみ:水のような、空気のような活字」で「ヒラギノ明朝体」の原字展示に協力

 株式会社SCREENグラフィックソリューションズ(以下SCREEN GA)はこのほど、1月15日(土)から京都dddギャラリーで開催される企画展・鳥海修「もじのうみ:水のような、空気のような活字」において、同社が開発・販売するフォント「ヒラギノ明朝体」の原字の展示に協力することを発表した。
 同企画展では、SCREEN GAの「ヒラギノ明朝体」の開発時(1990年代前半)に制作された原字のうち、漢字・かなを含む約1000点が初めて一堂に展示される。
 原字とは、活字やフォントの元になる原稿のことで、ひとつひとつ手書きで制作された貴重な資料。「ヒラギノ明朝体」は、同社が1993年に発売したヒラギノフォント初の書体で、現在ではスマートフォンやタブレット、書籍・雑誌などの商業印刷物をはじめ、日常のさまざまなシーンで幅広く利用されている。
 「オーソドックスでくせがなく、明るくシャープ、現代的」というヒラギノフォントのコンセプトに加え、明朝体ならではの華やかさと優美さを兼ね備えた書体となっている。
 今回の展示は、コンテンツの制作シーンに欠かせない存在となったヒラギノフォントの、デザインの源流を体感できる希少かつ貴重な機会となる。
 また、同企画展では「ヒラギノ明朝体」をはじめ、100以上もの書体制作に携わってきた書体設計士・鳥海修(とりのうみ おさむ)氏のこれまでの仕事の展覧をテーマに、生活に欠かせない「書体」が、どのように制作されていくかについて、より感覚的・身体的に伝わるように展示。日常的にデザインに携わっている人はもちろ ん、より多くの人々に向けて書体設計やフォントの奥深い世界が体感できる企画展となっている。
 開催概要は次の通り。
 ▽会場=京都dddギャラリー(京都市右京区太秦上刑部町10)
 ▽会期=1月15日(土)~3月19日(土)
 ▽開館時間=11:00~19:00(土曜日は18:00まで。日曜日・月曜日・祝日は休館)
 ▽料金=入場無料
 ▽主催=公益財団法人DNP文化振興財団

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