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富士フイルムビジネスイノベーション・「企業力強化セミナー」を開催へ

 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は2月16(水)・17(木)の2日間にわたり、「企業力強化セミナー」をオンライン形式で開催する。
 新型コロナウイルスにより、デジタル化の促進による働き方改革など「いつか起こるはずだった未来」が前倒しされることとなった。印刷業を含む、あらゆる業種を取り巻く環境は激変しており、この予測困難な環境下でどのような手を打つのか、各社にとって重要なタイミングになっている。経済産業省も令和3年度補正予算での施策として「新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、生産性向上に取り組む中小企業・小規模事業者」を強力に支援することを掲げている。
 同社は、このような厳しい環境下でも生産基盤の強化や企業体質の強化を目指すユーザーにとってパートナーであり続けられるよう、サステナブルな経営の実現に向けて一層のお役に立つ情報の提供を目的に同セミナーを企画した。
 開催概要は次の通り。
 ■セミナー1:2月16日(木)14:00開始、15:15終了予定
 「コロナ禍を克服し新時代を切り拓くための政策の方向性と補助金等の活用」(講師は富士フイルムビジネスイノベーション株式会社公共文教支社 部長の髙橋淳氏)
 激変する環境を克服し新たな成長を実現するため、国は経済社会の変化に対応し、自ら変革に挑戦する企業に対して補助金という形で支援している。令和4年度においても約6000億円の予算で「事業再構築」を促したり、約2000億円の予算で生産性向上に資する投資を下支えする予定となっている。同社もこれまで変革を目指すユーザーに対して、事業モデルの検討や情報提供などを通じて補助金申請のサポートをしている。
 同セミナーでは、コロナ禍を乗り越え未来の開拓に向けた国の施策の背景と、各補助金の具体的な内容や申請要件などを、経済産業省中部経済産業局長としての経験もある富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 髙橋淳氏より伝える。
 セミナー2: 2月17日(木)14:00開始、15:30終了予定
 「いつか来る承継に備えた事業の見える化と準備のポイント」(講師は千葉県事業承継・引継ぎ支援センターブロックコーディネーターの大石泰弘氏)
 感染症や災害といったさまざまなリスク要因が存在する状況の中、企業が永続するためにはヒト・モノ・カネ・時間や目に見えない知的資産などの経営資源を磨き上げ続けることが必要となる。目に見えない自社の経営資源を見える化することは、いつか来る後継者への事業承継の際にも非常に重要な要素となる。
 また、自社で培うことが難しい経営資源を持った企業を買収し、積極的な事業拡大を図ることも容易な時代であり、機会獲得のためにも自社の強みを整理する必要性が高まっている。しかし、事業承継に関する間違った一般常識を信じたり、日常業務に没頭して後手に回り、認知症や大病で廃業される黒字企業が急増している。
 同セミナーでは、サステナブルな事業継続に向けた準備のポイントについて、千葉県事業承継・引継ぎ支援センターでエリアコーディネーターを務める大石泰弘氏(中小企業診断士)が分かりやすく伝える。
 同セミナーは参加無料で申込締切日は2月11日(金)までとなってる。
 問い合わせは:富士フイルムビジネスイノベーション株式会社セミナー事務局、e-mail:dge-fb-keieishien_gcs_hojokin@fujifilm.comまで。
同セミナーには富士フイルム グローバル グラフィックシステムズ株式会社が共催している。

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