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篠原紙工・3月9日(水)から4月10日(日)まで、「篠原紙工のしごと Our way of working」を開催

有限会社篠原紙工(東京都江東区、篠原慶丞社長)は3月9日(水)から4月10日(日)まで、文喫(東京都港区六本木6ノ1ノ20 六本木電気ビル1F)で、「篠原紙工のしごと Our way of working」と題した展示会を開催する。

会場となる文喫では、「文化を喫する、入場料のある本屋」であり、人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約3万冊の書籍が販売されている。
1人で本と向き合うための閲覧室や複数人で利用可能な研究室、喫茶室を併設し、エントランスでは約90種類の雑誌も販売している。
同所では定期的に企画展を開催しており、今回の篠原紙工の出展もそのひとつとなる。
同展では、とかく注目されがちな特殊な技術や装丁など、モノよりも仕事に関わる人の価値観・篠原紙工の哲学にフォーカスした展示が行われる。
篠原紙工の本づくりでは、単に要望通りに従い、機械を動かすだけでなく、制作者とともに「本当につくりたいものは何か?」という本質を考えて挑戦することにより、同社だから生み出せる「本というカタチ」を今日まで探求してきた 。
それは決して特別な技術や才能があるわけではなく、一人ひとりの思考や想いこそが本を作り上げていく上で一番大切なことだと同社では考えている。同展示会では、数々のユニークな本を通して、関わる人々や本に対する想い、そして同社が日々積み重ねている思考を来場者に紹介する。
「私たちはパンフレットや図録制作の面でこれまで数多くの展示に携わってきました。これまで、数々の難題やユニークな本を作りたいという誰かの想いがあったからこそ、私たちも成長し、自分たちのやり方や価値を見出せてきたと感じています。数々の個性的な本を通して、日々私たちが考えていること、感じていることや在り方を感じていただけたら幸いです」と篠原社長は語っている。

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