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日印産連・「第63回全国カタログ展」入賞作品を決定

 今年で63回目を迎えた全国カタログ展(一般社団法人日本印刷産業連合会/産経新聞社主催)の入賞作品が次の通り決定した
 審査会は3月14日、日本印刷会館において実施され、クリエイティブ関係者としてはアートディレクターの浅葉克己氏やグラフィックデザイナーの松永真氏・佐合ひとみ氏、デザイン評論家の室賀清徳氏に加えて、経済産業省ほかの後援団体関係者、広告団体、消費者団体と主催側印刷関係代表の計18人の審査委員が新型コロナウイルスの感染予防対策をしながら審査会に来場し、投票による選考で各賞を決定した。
 今回の応募点数は269点であったが(前年277点)、例年に増してレベルが高い作品が多く、審査は予定時間を延長して行われた。
 金賞・銀賞の入賞点数は47点(前年49点)となり、その中で最優秀と認められた大臣賞入賞作品は以下の通り(作品名/発行者名)。
 【図録部門】
 ▽経済産業大臣賞 =ART-BOOK:絵画性と複製性-MAU M&L貴重書コレクション×Lubokの試み/武蔵野美術大学 美術館・図書館
 ▽文部科学大臣賞 =「式場隆三郎:腦室反射鏡」展 図録/新潟市美術館・広島市現代美術館・練馬区立美術館
 【カタログ部門】
 ▽経済産業大臣賞 =とらやの和菓子(21年度版)/株式会社虎屋
 ▽文部科学大臣賞=ハレバコ読本/廣川株式会社 
 なお表彰式と展示会は、コロナ感染拡大防止のため中止となるが、大臣賞を含めた上位賞、特別賞および審査員特別賞受賞作品に関しては印刷図書館(日本印刷会館3階)において5月16~31日の期間に限定して作品を展示される。
 また、この期間に限り、印刷図書館への入館料が無料となる。

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