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ジャグラ・「第64回ジャグラ文化典」を盛大に開催

一般社団方針日本グラフィックサービス工業会(中村耀会長、以下下ジャグラ)主催による「第64回ジャグラ文化典愛知大会」(ジャグラ東海地方協議会主管、ジャグラ愛知主宰)の文化典式典が6月4日、名古屋市中区の名古屋観光ホテルで開催された。
「行こまい愛知!ジャグラの新章はここから始まる!」をテーマに掲げて3年ぶりに開催された文化典式典には、全国各地から410人が参加し、「印刷業からグラフィックサービス業への転換」を目指して意見を交換した。

文化典式典では冒頭、神山明彦大会運営委員長が「新型コロナウイルス感染拡大の影響によって3年ぶりの全国大会を愛知県で開催できることを嬉しく思っている。私たちを取り巻く環境はコロナ対応、ペーパレス化、原材料の高騰など、厳しい状況ではあるが、ピンチはチャンスと捉えて頑張っていきたい。全国の仲間が愛知に集結し、次の時代に向けてひとつでもヒント見つけていただければ幸いである」とあいさつした。

引き続き、主催者を代表して中村会長が「ジャグラ文化典はわれわれの先輩方が昔から大事にしてきた行事である。業界の発展に寄与された方々に称賛を送るといった伝統をこれからも守っていってほしい」と述べた。
来賓を代表して、大村秀章愛知県知事、河村たかし名古屋市長が祝辞を述べた後、功労者表彰・優良従業員表彰・ジャグラ作品展表彰が行われた。
文化典式典大会旗の伝達が行われた後、神山運営委員長と岡本実行委員長に中村会長から感謝状が贈られ文化式典は終了した。

文化典式典終了後には「ジャグラコンパクトDX発表会」が行われたほか、380人が参加して「第64回ジャグラ文化典大懇親会」が行われ、3年ぶりに旧交を温めた。

大懇親会の閉会に当たりジャグラの新会長に就任した岡本会長は「ジャグラコンパクトDXをはじめ、その他の事業についても一生懸命努めていきたいと考えている。DXはこれからひとつの手段としてやっていかなければならないことであり、メーカーや商社に印刷業界がもっと魅力的な業界であると思ってもらえるようにしていきたい。
そのためにもDXに取り組んでマーケットに近いところに行かなければならない。DXはやらざるを得ないことであり、やった方が急速に仕事は増えると思われる。これから会員に向けていろんな選択肢を出していきたいし考えている。
業界団体の使命は会員の皆さんにどのようなサービスが提供できるかにつきる。印刷産業は斜陽産業と言われているが、創注や付加価値額アップにつげていくための情報提供をワーキンググループのメンバーや若手を中心に、先輩たちにもアドバイスをいただきながら、しっかりとはじめの一歩が踏み出せるような施策を紹介していきたい」と出席者に訴えた。

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