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【2022年 年頭所感】大阪府グラフィックサービス協同組合・岡達也理事長

大阪府グラフィックサービス協同組合
理事長 岡 達也

新春を迎え、謹んでご挨拶申し上げます。旧年中は当組合の運営に対し、格別のご支援、ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、昨年を振り返る上で、新型コロナウイルス感染症拡大による社会の変化に触れずにはいられません。
年始からの緊急事態宣言発令を受け、一昨年から引き続き「ソーシャルディスタンス」「非接触」という社会的制限の中で、世界の経済活動は足止めを食らい、景気停滞を余儀なくされました。
また、10月に入って感染者数が激減し、日本におけるパンデミックの終焉が期待された中で「オミクロン株」による感染者が報告され、経済の改善再開に水を差す形となりました。相次ぐイベントの中止や延期、経済活動そのものの停滞などによって大きな打撃を受けてきたわれわれ中小印刷業界においても、まだまだ厳しい局面が続くものと思われます。
しかし、われわれは、このコロナ禍においてアフター/Withコロナ時代の会社のあり方について議論を進めなければなりません。私たちにとってのニューノーマルとは一体何なのか、各社それぞれが改めて世の中を眺め直し、市場の中での私たちの存在意義を熟考する機会にすべきではないでしょうか。
もちろん、残念ながらではありますが、新型コロナによるパンデミックによって、情報伝達手法としての「デジタル」の優位性が再認識されたことは否定できない事実です。
われれわは、構造的な変化が避けられない状況において生まれた新しい常識に対して適応力を高め、紙媒体の需要を創出する手段を講じるとともに、人手不足を背景とした労働生産性の向上、あるいは印刷工程の自動化を並行して進め、経営基盤を再構築していく必要があります。
当組合は今年も、仲間同士の交流と情報交換を核に、このコロナ禍を乗り越えていきたいと考えています。
昨年は残念ながらリアルの対面で行う活動はほぼすべてが中止となりました。しかし一方で、近畿地方協議会との共催で、リモートによる遠方の会社見学会や講演会も複数回開催するなど、コロナ禍以前では考えられなかったような情報発信も可能になりました。
また、ジャグラとしてもDXの研究をスタートし、小規模な印刷会社にとっての最適なDXとはどうあるべきかの議論をスタートさせています。コロナ禍のもたらした経済縮小にただ手をこまねくだけでなく、既存の印刷ビジネスを再考する絶好のタイミングといえるかもしれません。
今後も組合の行事やイベント開催もどのように行うか熟慮が必要だと思います。私は親睦や交流が組合活動の大切な土台だと考えていますが、「非接触」という社会的制限の中での実行は、正直難しい局面にあります。
組合活動においても皆様にとっての最適な活動を模索しながら、今年も引き続き、会員と賛助会員が仲間として一丸となり組合内はもちろんのこと、業界内外のさまざまな交流を通じて、自社の立ち位置やビジネスチャンスを掴むためのきっかけを提供して参ります。皆様方におかれましては、引き続き、当組合へのご理解、ご協力をお願い申し上げる次第です。最後になりましたが、皆様のご多幸と関係各社のますますのご発展を心より祈念しまして、新年のご挨拶と致します。

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