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【2023年・年頭所感】全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会・内藤正和会長

新年おめでとうございます。
旧年中は全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会に対して多大なるご支援とご協力を賜りまして誠にありがとうございました。
本年も引き続いてのご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
この約3年あまりはコロナの影響によって社会活動が滞ってしまい、思うような事業ができず大変に残念でありました。
同時に、ウクライナ×ロシアの戦争によって物資の値上がりと資機材の納入の遅れ、追い打ちをかけた円安で経済は不安定な時期が続いています。
このような混乱した時ではありましたが、当連合会は昨年の11月に、コロナの影響により延期になっていた創立50周年記念式典を上野精養軒で、久々に対面方式で開催致しました。
大勢の皆様にお越しいただいたことには大変に感謝しております。特に菅前総理が講演するということで、経済産業省の皆様はじめ、全国中小企業団体中央会様、一般社団法人日本印刷産業連合会様、各印刷団体の代表様も参加しての式典ができたことは誠に嬉しい出来事でありました。
また、4年ぶりに「IGAS2022」が東京ビッグサイトで開催され、当連合会も日印産連より4小間を借り受けて展示物を陳列したことで、スクリーン・デジタル印刷製品をアピールすることができました。初めてスクリーン・デジタル印刷製品を見たという方にも大勢来ていただき、かなりのインパクトを与えられたと感じています。
スクリーン・デジタル印刷は、「水と空気以外は何でも印刷ができる」、このうたい文句のように、あらゆる分野へ参入が可能と考えていますので、積極的に外に向かって活動して新たなる産業につなげていき、スクリーン・デジタル印刷だからできるものを、自信を持って生み出す行動をしたいと考えています。
今年の組合事業では、コロナで延び延びになっていた岐阜組合主催による全国大会が5月に予定されております。2年前に岐阜組合の皆さんが手づくりで開催準備をしたのに、中止延期になってしまったことは誠に申し訳なく感じていました。今年は是非とも大成功になるように尽力したいと思っています。
連合会は50年の節目を超えましたが、さらなる10年後、50年後を見据えてスクリーン・デジタル印刷産業が発展するために、新しい発想と感性、そしてアイデアを生み出す努力をし、焦らず、忍耐強く、想像力と先見性を持って突き進んでいき、夢と希望が持てる安定した産業にしたいと考えています。
長く続いたコロナも収束の兆しが見え始めています、停滞していた企業および組合活動は、溜まっていたエネルギーを発散させる時が近づいていると感じています。
今年こそは会員企業の皆様が飛躍する良き1年になるように祈念致します。

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