NEWS

ニュース

【2023年・年頭所感】大阪府印刷工業組合・浦久保康裕理事長

新年あけましておめでとうございます。本年はラグビーワールドカップイヤーであります。2019年日本開催における代表チームの活躍は鮮烈であり、ラグビーファンならずとも多くの国民が熱狂を致しました。
ラグビーと言えば南半球、そして発祥の地であるイギリスをはじめとするヨーロッパのスポーツ。
歴史、実績何をとっても大きな差があり、ティア1と呼ばれる強豪国と日本が所属するティア2と大きな差があります。
代表チームの強化試合を見る限りはその差があることはやはり否めません。しかし、前回大会は戦前の予想を大きく覆し日本代表チームは強豪国を次々と破り初の決勝トーナメントに進みました。自国開催の有利さはあるもののまさに歴史的な快挙でした。
では何故、そこまで日本ラグビーは強くなったのでしょうか?各選手は所属チームがあり、いくらナショナルチームといえどもそれぞれのチーム事情を考慮しなければなりませんが、前回大会までにはスーパーラグビーに挑戦するチームがあり、代表候補クラスの選手に高いレベルの練習と国際試合の経験を与えるためにNDS(ナショナル・ディベロップメント・スコッド)、そして国内リーグ、そして長期にわたる合宿で、体力・戦術・チームとしての規律を養い、結果は皆さんのご承知の通りです。
やはり長期的な育成プログラムを綿密に組み実践したことが快挙を生んだわけです。ラグビーでは「One for all, All for one」がよく使われますが、諸説言われる中で私は自立した個人がチームの目標のために存在し努力すると理解しています。
大事なのは自立した個人、つまりなれ合う組織ではなくしっかりと個人の役割を認識しチームの目標にために努力することを前提にチームが成り立ちます。
長期にわたる育成プログラムでこのことが徹底的に選手に叩き込まれたのではないかと思います。
現在、組合では未来に向けて業界を変革していくために「超越経営者」の育成を基本に置き事業を進めています。
超越すべきものは自社の組織体制、事業戦略、経営者自身の3つに定め自らの目標を持ち、その達成のために切磋琢磨する。各委員会構成も大幅に刷新し若いメンバーが中心となり企画、事業推進をしていただいています。
人々の暮らしを彩り幸せを創る「HappyIndustry」であり続けるために本年も役員一同力を合わせて参ります。ぜひ、ご期待をいただきたいと思います。

ページの先頭へ戻る