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兵庫県印刷工業組合・「令和4年兵庫県印刷人新年互礼会」を開催

兵庫県印刷工業組合(武部健也理事長)主催による「令和4年兵庫県印刷人新年互礼会」が1月6日、神戸市中央区の神戸ポートピアホテルを会場に新型コロナウイルスの感染リスクを最小限に抑えた方式で開催された。

新年互礼会の模様

当日は開会に先立ち「兵庫県印刷人表彰式」が行われ、兵庫県印刷功労賞が前理事長の水落充氏はじめ、磯田弘子・高木克彦・吉岡正城の前副理事長3氏に武部理事長から表彰状と記念品が贈られた。

謝辞を述べる磯田氏

受賞者を代表して磯田氏が「平成16年5月に理事に就任して以来、平成22年から令和2年までは副理事長の大役を、現在は常任理事として9期18年間、組合員ならびに役員の皆様に支えられたことに感謝している。
特に副理事長としての10年間は教育研修委員会の担当委員長として、組合事業の根幹である人財の育成に注力し、全日本印刷工業組合連合会の推進事業や日本印刷技術協会の教育に関する情報提供を基に、独自の事業を推進することができ、組合事業を通じて少しは印刷産業の活性化に寄与することができたと思っている。今後は受賞した4名とも、引き続き組合役員として組合事業を側面から支援していきたいと考えている」と謝辞を述べた。

瀧本氏からお祝いの言葉を受ける水落氏

作道氏からもお祝いの言葉が送られた

引き続き、昨年秋に黄綬褒章を受章した水落前理事長には武部理事長から顕彰状が贈られ、瀧本正明京都府印刷工業組合顧問、作道孝行大阪府印刷工業組合理事顧問がお祝いの言葉を送った。

謝辞を述べる水落氏

受章した水落氏が「平成22年5月に理事長就任以来、昨年まで5期10年間、今思えばあっという間に時間が過ぎていった。組合員並びに役員の皆さんに支えられ、多岐にわたる事業を展開したが、一昨年の組合設立60周年記念大会における記念式典・産学連携プロジェクト・記念誌発行など、全役員が一体となって事業が推進されましたことが私の心大きく刻まれている。
また、兵庫青年印刷人青楠会の発足により、次世代を担う若手人財を育成し、組合役員として業界を支えるまでに成長したことを嬉しく思っている。長年にわたり、私を支えてくれた皆さんに改めてお礼申し上げるとともに、今後とも印刷業界並びに組合に恩返しのため、努力を続けていきたいと考えている」と謝辞を述べると、会場から同氏に対して大きな拍手が寄せられた。

挨拶する武部理事長

引き続き、新年互礼会が行われ、あいさつした武部理事長は「2020年5月に理事長に就任して以来、多くの行事が新型コロナウイルス感染拡大の影響によって中止・延期となったが、この間も役員・組合員をはじめ、関係各位の力によって、進められることは進めることができた。やらない理由に言い訳を考えるのではなく、やれる方法を考えてやれることを前に進められてきたことを誇りに思っている。
新型コロナウイルスの感染が拡大する間に失ったものはたくさんあるが、得たものもある。ICTを用いた働き方改革など、今までとは違う合理的な対応では、これまで印刷産業が取り組んできた業態変革の方向性は間違っていなかったと思っている。
われわれ印刷産業人は文化の継承に寄与してきた産業であるという誇りを持ち、情報産業の中核を担っていくことが印刷産業に課せられた義務であると考え、前進していきたい」と出席者に呼びかけた。
引き続き、来賓を代表して関芳弘衆議院議員、藤井比早之衆議院議員、戸井田祐輔兵庫県議会議員、浦久保康裕全日本印刷工業組合連合会副会長が祝辞を述べた後、笹原あき彦近畿地区印刷協議会副会長の発声で乾杯し、歓談した。

途中、兵庫青年印刷人青楠会のメンバーが登壇し、2022年の抱負を語り、宴たけなわのころ、藤塚謙次郎副理事長が閉会のあいさつを述べ、散会した。

また、当日は「令和4年兵庫印刷人新年互礼会」開催前に武部理事長をはじめ役員が生田神社を訪れ、印刷産業のさらに発展を願って繁栄を祈願した。

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