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大阪府印刷工業組合・「令和4年新春会員交流大会」を開催

大阪府印刷工業組合(浦久保康裕理事長)主催、大阪印刷関連団体協議会協賛による「令和4年新春会員交流大会」が1月11日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪において、組合員をはじめ関係官庁・国会議員・関連業者・関連団体から280人を超える参加者を得て開催された。

新型コロナウイルス感染拡大の影響によって昨年は中止となった新春交流会ではあったが、今年度は感染防止対策を講じ、2部構成で実施。第1部を式典、第2部を食事(黙食)とマスク着用での懇親を行った。
年頭のあいさつに立った浦久保理事長は大要次の通りあいさつした。

「令和2年の春から始まった新型コロナウイルス感染拡大もまもなく2年を迎えようとしている。人・もの・お金が世界同時に止まるというかつてない不況が襲い、全産業が大きな打撃を受けた。印刷業界においても平均で30%にもなる売上の減少があり、まだその傾向は収まることはない。
この間、人と人のコミュニケーションのあり方が大きく変化した。その中で一定の市民権を得たものはアフターコロナにおいても定着していくと思われ、コロナ前の姿に戻ることはないということが現実味を帯びてきた。
その中で昨夏に全印工連の産業戦略デザイン室が経営戦略の新しい成長戦略の書として『INSATU未来トランスフォーメーション』を発刊した。この中で令和における経営者を超越経営者と定義している。
高度経済成長の中、そして拡大基調の中で誰もが負けることのなかった昭和。デフレ経済、BS不況、そして間違った本業回帰の中で停滞・縮小を続けた平成。その次に来る令和はまだまだ先は見通せないが、この時代における経営者を超越経営者と定義されている。
印刷業を守りつなげていくのではなく、ベンチャースピリットを持って印刷プラスアルファを実現する経営者が今求められている。今年度残り少ない時間ではあるが、組合でも超越経営者を実践すべく事業を実施していく。
まだまだ苦しい時期は続くが、後年に2022年が新たな転換期であったと思えるように皆さんと力を合わせてこの困難に立ち向かっていきたいと考えている」。
この後、来賓を代表して近畿経済産業局産業部次長の山本哲弘氏、全日本印刷工業組合連合会常務理事・近畿地区印刷協議会会長の武部健也氏、衆議院議員の宗清皇一氏が祝辞を述べ、山崎一彦副理事長の中締めで第1部の式典は終了。
第2部では衆議院議員の國重徹氏が乾杯の発声を行い、黙食で所持をした後、マスク着用で歓談した。
宴たけなわの頃、東條秀樹副理事長の閉会挨拶で散会した。

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