JAGAT・「印刷白書 2023』10月31日に発刊

公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT、塚田司郎会長）は、「印刷白書 2023」を10月31日に発刊する。業界初の白書として1994年に刊行以来、29年にわたり毎年情報を更新し続けており、印刷産業の動向把握に必要となる公表データを網羅し、UD書体を使った見やすく分かりやすい図版を多数掲載、JAGATオリジナルデータも充実させた内容となっている。
今回よりデジタル印刷を活用し、 30年目にして初めてカラー化した。 「印刷白書2023」では、「第1章 Keynote」を“創注→連携戦略”とした。
印刷物の価値や必要性について再考が行われ、デジタルマーケティングやPODが進展して小ロット化が進む時代にあって、持続可能な事業にしていくためには“創注”戦略を立てる必要がある。
そして、今後の印刷業界が“創注”を進展させるためには“連携”を生かしたビジネス構築力が決め手となる。
そのためには、具体的にどのような戦略・手法を採るべきなのか、どこに着目すれば指針となるのかなど、具体的な事例を交えて考察を行っている。
「第2章 印刷産業の動向」では印刷産業の現状と課題を俯瞰的に捉え、「第3章 印刷トレンド」では 技術的課題を整理。「第 4章 関連産業の動向」ではクライアント産業の動向を探る。
そして「第5章 印刷産業の経営課題」では SDGs、地域活性化、デジタルマーケティング、人材などに加え、新たに印刷DX、AI 活用を取り上げ、印刷産業が取り組むべき課題を論じている。
印刷関連ならびに情報・メディア産業の経営者、経営企画・戦略、新規事業、営業・マーケティングの担当者、調査・研究に携わる人、そして研究室・図書館などの蔵書として、幅広い用途に利用できる。
定価は9,900 円（本体9,000 円＋税10％、JAGAT会員は特別割引税込み価格8,300 円）。
なお、JAGAT 会員企業の代表者には1 冊無償配布する。
通信販売は下記のウェブサイトより
https://www.jagat.or.jp/cat10/cat10-4