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【JP2022・印刷DX展出展概要】緑屋紙工

緑屋紙工株式会社(薮野浩明社長)では、厚みのある紙製のアイテムに小ロットでインクジェット印刷ができる「デジタル印刷サービス」を開始し、「JP2022・印刷DX展」紹介する。
これまで、すでに完成している「緩衝材入りの封筒」「手提げが付いている袋」などの厚みのある凸凹の形状のアイテムは、後から印刷するとなると方法が限られていた。
同社が「JP2022・印刷DX展」で紹介する「デジタル印刷」では、版作成の費用が不要なためにコストが大幅に抑えられるとともに、小ロットでの印刷が行えるため、必要な枚数だけ印刷することが可能となる。
インクジェット印刷のため、オフセット印刷やレーザープリンターでの印刷と比較する品質では若干劣るが、荷物の発送用や社内で使用する分には十分に使用でき、簡単に印刷できないものに低コスト・小ロットで印刷できる点は、使い勝手の良いサービスとなる。
以前は顧客から「少しの枚数でいいので印刷したい」という要望があっても、既製品のままでは印刷できないアイテムは、紙を仕入れて一から作成する必要があり、小ロットの場合、どうしても割高になり、顧客の要望に添えないことが多かったという。
そこでインクジェット印刷機を通常の印刷機では通らないアイテムを印刷できるように改造し、今回のサービスを始めた。
コストの面でのお得さは、例えば緩衝材入りの封筒の場合、既製品の封筒にフルカラーで印刷し、それに透明の緩衝材を組み合わせて100セット作る場合と、最初から緩衝材の入っている封筒にフルカラーで100枚印刷する場合とではコストが半分に抑えられる。

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