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大日本印刷とNTTe-Sports・社会人eスポーツリーグ「B2eLEAGUE」を5月に開幕

大日本印刷株式会社(北島義斉社長、以下DNP)と株式会社NTTe-Sports(中村浩社長)は、「社会人eスポーツ文化の醸成」を目指し、共同で、社会人eスポーツプレイヤーを対象としたeスポーツリーグ「B2eLEAGUE(ビーツーイーリーグ)」を設立し、5月に開幕することを発表した。

近年、eスポーツの世界市場は約1050億円までになり、日本国内でも2024年には180億円以上の規模に拡大することが見込まれている。一方、国内でeスポーツへの認知が高まる中でも、eスポーツの参加者は、一部のトップ・プロプレイヤーや高校生などに留まっている。今後eスポーツ市場が拡大していくには、社会人の競技者が個人でもeスポーツを楽しめる競技の場や競技大会など、参加しやすい機会の増加が必要になってくる。
こうしたニーズに対して、NTTe-SportsとDNPは、2020年よりオンラインによるeスポーツの企業対抗戦を開催し、コロナ禍における従業員のモチベーション向上や社外とのコミュニケーション促進の機会を提供してきた。また、NTTe-Sportsは、社会人向けeスポーツイベント「eXeCUP(エグゼカップ)」も開催している。今回両社は、これらのイベントを通じて開発・提供してきたサービスやイベント運営のノウハウを活かして、eスポーツ競技団体として「B2eLEAGUE」を設立することとなった。
DNPは、「P&I」(印刷と情報)の独自の強みを活用した多様なコミュニケーション手法を開発し、さまざまなコンテンツホルダーと協業して、コンテンツを活かしたコミュニケーション事業を推進している。B2eLEAGUEでは、競技者の会員管理などを支援するDNPスポーツ情報管理サービスや広告・販促、イベントの実績・ノウハウを活かして、リーグの企画立案や競技者募集などリーグ全体の運営を担う。
今後の展開として両社は、2024年度までにリーグ参加者数5万人、競技ゲームタイトル数6本を目指すとともに、施設構築や運営支援、基盤システムをプラットフォームとして提供することで、全国7エリアを目標にB2eLEAGUEのフランチャイズ展開を推進します。これにより国内の社会人eスポーツ市場の拡大と地域間交流の促進を実現していく。

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