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モリサワ・「Google Fonts」へユニバーサルデザインに配慮した「BIZ UDフォント」を提供

 株式会社モリサワ(大阪市浪速区、森澤彰彦社長)は、Googleの提供するフォントサービスライブラリGoogle Fontsへ、ユニバーサルデザインに配慮した「BIZ UDフォント」を提供することを発表した。
 BIZ UDフォントは、「文字の形がわかりやすい」「文章が読みやすい」「読み間違えにくい」をコンセプトに開発されたユニバーサルデザイン(UD)フォント。より多くの人にとって読みやすく使いやすいように設計されており、ユーザ評価に基づく読みやすさのエビデンスを取得している。
 ICT化が進む教育現場やビジネスでの書類作成をはじめ、正確な情報伝達が必要な場面で使用できる。2017年から同社が展開する日常的なビジネス文書作成のためのUDフォントソリューション「MORISAWA BIZ+」で初めて提供が開始されたフォンとなっている。Google Fontsに導入され、Google Workspaceでも利用できるようになることで、データ互換性が高い文書が作成できるようになる。
 このたびのGoogle Fontsへの提供により、Chrome OS™やGoogle Workspaceでも「BIZ UDフォント」が利用できるようになる。同社としては、フォントによってユニバーサルデザインへの配慮ができるという考え方が世の中に広まり、文字の力によってさらに公平な情報伝達が実現するための一助となることを願っている。
 また、今回は「SILオープンフォントライセンス」として提供されるため、そのライセンスに基づいて利用することが可能となる。
 提供開始日は4月1日を予定している。

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