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大塚商会とdotDataが「中堅・中小企業のAI民主化」加速に向け戦略的アライアンスを締結

 株式会社大塚商会(東京都千代田区、大塚裕司社長)とdotData, Inc.(アメリカカリフォルニア州、CEO:藤巻遼平氏)はこのほど、中堅・中小企業がAI活用により、事業を高度化・効率化し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速することを支援するため、戦略的アライアンスを締結した。
 大塚商会は、業務ごとに小規模なデータ分析からAI活用を始めたい中堅・中小企業のニーズに応えるために、2021年6月21日より「大塚商会dotData AI分析サービス」を、2021年11月1日より「dotData Lite」の提供を開始している。AI自動化ソリューションのリーダーであるdotData社の製品を核としたサービス提供により、クライアント企業がデータから潜在的な経営・事業課題や収益・生産性向上予測をその根拠とともに発見し、データドリブンな経営で事業成長につなげていくことを支援してきた。
 このような支援を通じ、クライアント企業から「AIを意識せず、高度な技術知識やスキルを有せずとも、AIが導き出してくれるインサイトを業務にシームレスに利用できるサービスを提供してほしい」という要望を受けるようになつた。その要望に応えるために、dotDataのAI自動化の機能を大塚商会の提供する各種ITサービスやソリューションに組み込み、クライアント企業のユーザーが本来の業務に注力しながら、ITソリューションの利用の中で自然にAIの価値を享受できる仕組みを提供していく。
 AIを活用した分析は一部の専門家だけが担うのではなく、さまざまな部署の社員が分析結果の価値を理解し、日頃の業務で活用することがdotDataの目指す方向であり、大塚商会が目指すAI活用のありたい姿とも一致している。昨今、AI活用のニーズはますます高まっており、リソースや人材を十分に確保することが難しい企業でも社内データの価値を最大限に享受できるようなソリューションが求められている。
 大塚商会とdotData社は戦略的アライアンスを締結し、組織の大小問わず幅広い業務分野でより多くの人がAIにより業務を高度化・効率化する「AIの民主化」に向けたビジネス実装を共同で開始することとなった。

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