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DNPアートコミュニケーションズ・「古代オリエント博物館イメージアーカイブ」を開始

大日本印刷株式会社(以下DNP)のグループ会社で、美術関連のコンテンツビジネスを行う株式会社DNPアートコミュニケーションズは、国内最大級の美術館・博物館等の所蔵作品の高精細デジタル画像データの貸出サービスを行っている。その一環として、2022年6月1日(水)に、古代オリエント博物館(東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館ビル7階)の所蔵作品の画像データ貸出サービス「古代オリエント博物館イメージアーカイブ」を開始した。

「古代オリエント博物館イメージアーカイブ」について

古代オリエント博物館は1978年、わが国最初の古代オリエント地域専門の博物館として開館された。 同館は、西アジアおよびエジプト地域を中心として、旧石器時代からイスラーム時代におよぶ考古・美術・歴史関係の幅広い資料を収蔵している。館内の展示は、「シリアの発掘(博物館が調査した遺跡の出土資料)」「最古のオリエント(人類誕生から文明誕生前夜まで)」「古代メソポタミア」「古代エジプト」「古代ペルシア、インダス」「東西交流(フェニキア、シルクロード)」に大きく分かれており、教科書等にも掲載されているような歴史を実物の古代の資料から感じとることができる。
「古代オリエント博物館イメージアーカイブ」は、代表的な資料34点の画像データの貸出からスタートし、利用者の要望に応じて点数を増やしていく予定となっている。

国内最大級の美術作品画像データ貸出サービス「イメージアーカイブ」について

■DNPアートコミュニケーションズのWebサイト「Image Archives(イメージアーカイブ)」には、現在約10万点の画像データが登録されており、利用したい画像を検索して、貸出申込みができる。(https://images.dnpartcom.jp/)
■作品名・作者・年代・人物・季節等のキーワードで検索できる。
■画像データは、出版物(書籍・雑誌・教材等)、TV番組、ネット映像、デジタルコンテンツ、企業広告や販売商品等、幅広い用途で利用できる。
■画像利用料は、利用目的によって異なる。
■主な取り扱い館 : ルーヴル美術館、オルセー美術館、大英博物館、テート美術館、ボストン美術館、ベルリン美術館、ウィーン美術史美術館、台北 國立故宮博物院、東京国立博物館、東京藝術大学大学美術館、東京都江戸東京博物館、徳川美術館、神戸市立博物館、ポーラ美術館、すみだ北斎美術館、林原美術館、大阪中之島美術館など。
今後の展開として、DNPアートコミュニケーションズは、さまざまな美術作品およびその画像データを所蔵する美術館や博物館等に提携先を拡げ、美術と歴史の専門フォトライブラリーとしてコンテンツの充実を図るとともに、美術作品に関わる権利処理やコンサルティングの業務を拡充していく。

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