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大日本印刷・電子レンジで簡単に調理できる断熱紙カップが日本包装技術協会「第46回木下賞」を受賞

大日本印刷株式会社(北島義斉社長、以下DNP)は、「DNP断熱紙カップ HI-CUP??電子レンジ対応」で、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第46回木下賞」(研究開発部門)を受賞したことを発表した。
同製品は、プラスチックの代替として、再生可能資源である紙を用いて環境負荷を低減しているもの。紙カップの脚部を内側に折り込んでフラット化するDNP独自の加工技術(特許取得済)によって、電子レンジで加熱しても焦げの発生を抑制できる機能性・安全性を有している。今回の木下賞では、こうした特長が高く評価された。
DNPは持続可能なより良い社会とより快適な暮らしの実現に向けて、事業活動と地球環境との共生を常に考え、多様な施策を推進している。人々の身近な食品・日用品等のパッケージについては、「DNP環境配慮パッケージング GREEN PACKAGING」を展開し、「CO2の削減」「資源の循環」「自然環境の保全」という3つの価値を社会に提供している。
また、「3R(Reduce・Reuse・Recycle)+Renewable(持続可能な資源)」の実現にも努め、技術などの強みを掛け合わせて、環境に配慮した多様な製品・サービスを開発・提供している。
日本国内では、単身・共働き・高齢者の世帯の増加等にともなって食生活の多様化が進み、冷凍食品を中心に、電子レンジでの調理の需要が拡大しているが、こうしたニーズに対して2020年に開発した「DNP断熱紙カップ HI-CUP 電子レンジ対応」は、紙素材の調理容器として、プラスチック使用量やCO2削減などの社会課題の解決に貢献する。また、食品向け容器の「新しいスタンダード」となるように努めるとともに、人々が自分の生活スタイルに合う「食」を実現できるように支援している。

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