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大日本印刷と読売新聞東京本社 生活者の読書機会の拡大など、文字・活字文化の醸成に向けた施策推進で包括提携
大日本印刷株式会社(北島義斉社長、以下DNP)と株式会社読売新聞東京本社(東京都千代田区、山口寿一社長、以読売新聞)は、文字・活字文化の醸成に向けた包括的な業務提携契約を結び、協業してさまざまな施策を推進していくことで合意。知的好奇心を刺激し「知」を深める良質な文字・活字コンテンツの価値の拡大、感性や想像力を育む文字・活字との“ふれあい体験”の提供、生活者の読書機会の拡大などに取り組んでいくことを発表した。
両社は共同で進めるプロジェクトを通じて、コアな文字・活字ファンだけでなく、インターネットやSNSの普及によって読書から離れながらも多くの文字に触れている若年層等に対しても、あらためて読書の魅力や楽しさに触れるきっかけを提供し、継続的に読書を楽しんでもらうことを目指す。中長期的には、紙とデジタル等の重層的なコンテンツと流通の在り方までを共同研究し、新聞・出版コンテンツの価値向上を図る。
また、読売グループの各種サービスの利用者の行動履歴と、DNPグループが運営するハイブリッド型総合書店「honto」(https://honto.jp/)の会員の購買情報を掛け合わせ、総合的に分析することで、生活者にとってより良いサービスを開発していく。
DNPは創業以来、印刷技術を応用・発展させながら出版文化の醸成に努めている。また読売新聞は、本や新聞などの活字文化を守り育てるため「21世紀活字文化プロジェクト」を展開してきた。両社は活字文化を守り育てていくことが、知的で豊かな生活と活力ある社会の実現に必要不可欠だと考えており、今回の協業を通じて、さらなる活字文化の発展を推進していくとともに、両社のさまざまな資産を活用して、新たな協業の可能性を探っていく。