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コニカミノルタ・デジタル印刷で⼈と企業のコミュニケーションを革新

コニカミノルタ株式会社(⼤幸利充社長、以下コニカミノルタ)はこのほど、デジタル印刷で⼈と企業のコミュニケーションを革新する共創プラットフォーム「AccurioDX(アキュリオディーエックス)」を立ち上げたことを発表した。
「AccurioDX」は、印刷を発注したいと考える全ての人や企業・印刷会社・物流会社・ソリュー ションプロバイダーといった多様なプレイヤーが参加できるプラットフォーム。参加する人々の専⾨性やアイデアでデジタル印刷ならではの価値を共創し、新たな市場拡⼤を目指す。
デジタル印刷の特⻑のひとつに、印刷物の内容や受け取るタイミングを受け手一人一人に合わせることができるパーソナライズ(個別最適化)があり、この方法をダイレクトメールやチラシに導入することで、より効果的な販促活動が期待できる。しかし、その導入には企画・データマネジメント・物流などで生じる⼿間やコスト、効果測定のノウハウの不足が課題となっていた。
同社では「AccurioDX」による共創で、パーソナライズされた印刷物の発注工程の簡易化と効果測定を実現。この効果測定では、マーケティング活動における顧客満⾜度向上への効果を可視化した。また、パーソナライズされた印刷物は必要な情報を必要な⼈だけに届けることができ、限られた資源の有効活用やCO2削減にも貢献する。
「AccurioDX」で発注を簡便にすることにより、デジタル印刷の利⽤の場を広げ、地球環境に配慮したマーケティング活動を⽀援する。
「AccurioDX」では、新たな共創を始めるための「価値共創プログラム」を運用。このプログラムでは印刷発注者を起点として、コニカミノルタがともにマーケティング活動のコミュニケーション⼿段をデザインし、プログラムに参加しているさまざまなパートナーとともに、共創の連鎖を生み出すことを目指している。
すでに20社以上の企業が「価値 共創プログラム」に参加しており、共創活動を実践している。ここから創り出される大小のソリューションの組み合わせが「AccurioDX」を構成し、応用によって広く展開される。
近年、消費⾏動や労働環境の変化、気候変動や限られた資源といった環境問題への関⼼の高まりに伴い、印刷物やその⽣産に対する要求も変化しており、受発注者をはじめ印刷に関わる人々全体の変革がより強く求められている中でコニカミノルタは、デジタル印刷こそがその変革の中⼼において役割を発揮するという信念のもと、これまで提供してきた⾃動化やスキルレスといった「生産プロセス効率化」と、売上利益向上を支援する「付加価値創造」の両輪をさらに追求していく。

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