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大日本印刷・「DNP低反射・低遮音フィルムパーティション」越しの会話のしやすさを科学的に実証

大日本印刷株式会社(北島義斉社長、以下:DNP)は、環境音響学を専門とする東京大学の佐久間哲哉教授の学術指導のもと、「DNP低反射・低遮音フィルムパーティション」が人の対面コミュニケーションに与える影響に関する研究を開始した。
飛沫感染の予防などにつながる同製品は、光の反射を抑えることでお互いの表情を見やすくし、遮音性を低くすることで声を聞きやすくする。
今回、この製品の「音響性能評価」と「コミュニケーション評価」を行い、従来のアクリル板のパーティションと比べて、音声が伝わりやすく、会話がしやすいことを確認した。
DNPは今後、パーティションの厚みと遮音性の関係といった質量則に加え、光の反射が少ないことによる視覚の改善効果が、声の聞こえやすさを含むコミュニケーション全体に与える影響について、さらに研究を進める。
東京大学・佐久間教授の指導のもと、遮音性および光の反射性がコミュニケーションの快適さに与える影響について、実際の会話を模した印象評価実験を行い、複合的な関連性を明らかにしていく。
また、DNPは2022年3月に、新型コロナウイルスなどの感染防止対策として、社内の複数の拠点(東京:市谷・五反田、大阪:なんば)に同製品を設置したほか、オープンイノベーション施設「DNPプラザ」(東京都新宿区)にも設置しているほか、RX Japan株式会社主催の展示会のセミナー会場(日本ものづくりワールド2022)、日印国際産業振興協会主催の展示会の受付(インドトレンドフェア東京2022)、DICグラフィックス株式会社の社内会議スペース、DNP社内の警備室などでも使用され、「視界がクリアになった」「お客様の声が良く聞こえる」「軽量のため移動が楽」「監視エリアがクリアになり、通過する方の顔まではっきりと見え業務が行いやすくなった」といった声が寄せられた。。
今後もDNPは、感染防止対策を継続していく中で、ストレスなく快適なコミュニケーションを行っていくためのツールとして、同製品などを展開していく。

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