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大日本印刷・「RFID一体型パッケージ」でサプライチェーン上の情報をつなぐデモンストレーションを実施

大日本印刷株式会社(以下DNP)は、8月19日(金)~20日(土)に東京ビッグサイトで開催される「第22回 JAPANドラッグストアショーforビジネス」で、主催者(日本チェーンドラッグストア協会)企画ブース「RFIDゾーン」に出展する。
人手不足や労務コストの上昇、コロナ禍等による生活様式の変化、SDGsのゴールなど、さまざまな社会課題の解決に向けて、ドラッグストア業界はRFID(ICタグ)活用による“スマートサプライチェーン”の構築に積極的に取り組んでいる。
RFIDは、在庫の適正化や廃棄ロスの削減、検品・棚卸作業等の業務効率化による人手不足の解消、商品状態の可視化による生産性向上などの課題を解決する手段として期待されている。
同ブースでDNPは、RFIDを実装した「RFID一体型パッケージ」(開発中)を活用し、在庫情報や販売情報などで「製(メーカー)」・「配(中間流通・卸)」・「販(小売)」が連携するデモンストレーションを関連企業・団体と共同で実施する。
ブースに出展する主な製品・サービスは次の通り。
▽RFID一体型パッケージ(開発中)

小売・流通業では、商品1点1点の個体識別と管理などを行うため、RFID(ICタグ)に長年期待が寄せられているが、各商品への実装(ソースタギング)に人手やコストがかかることが課題とされていた。
この課題解決に向けて、DNPはパッケージの製造段階でRFIDをあらかじめ実装し、サプライチェーンでやり取りされる各種情報との連動を可能にする「RFID一体型パッケージ」の開発を進めている。RFIDの通信用アンテナをパッケージ形状に合わせて設計することで、デザイン性を損なわずに実装が可能であり、読み取り性能を向上させる特長・メリットがある。
▽DNP RFID導入検討支援サービス
導入に向けて最適なRFIDや機器を選定する事前の概念実証(PoC:Proof of Concept)として、RFIDの読み取り評価や実際の業務環境での効果検証を支援するサービス。
▽データキャプチャーサービス(開発中)
製造・流通・小売等の各プロセスで読み取ったRFIDのデータを集約し、各企業等の既存システムで利用可能なフォーマットに加工して、データの連動につなげていくプラットフォームサービス。
■ブースで実施するデモンストレーション
さまざまなデモンストレーションを通じて、RFIDの活用によって、多様な無駄の排除や生活者の新しい買い物体験等の価値創出など、「製」・「配」・「販」の全体でさまざまなメリットがあることを来場者に体験できる。
DNPの出展情報・来場登録サイトへのリンクはhttps://www.dnp.co.jp/biz/eventseminar/event/10162771_1594.html

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